平和構築支援グループ
【APBI】「2025‐2026年ミャンマー総選挙の意味を問う――民意なき選挙がミャンマー政治に残すもの」
本論考は、2025〜2026年に実施されたミャンマー総選挙を1990年以降の選挙史に照らし、その政治的意味を検討します。軍政による民主派の排除、限られた地域のみでの実施、偏った選挙管理体制などを整理し、今次選挙が「民意なき選挙」と評される背景を明らかにします。あわせて、選挙本来の対立吸収機能が働かない現状を踏まえ、国軍と民主派の対立構造が再び固定化されるリスクを論じます。歴史と制度の両面からミャンマー政治の現状と課題を読み解きます。