例えば、クック諸島はSeabed Miningではなく、海底に転がるマンガンノジュールを収穫するSeabed Harvestingという言い方をし、環境への影響は大きくはないという立場です。一方で、昨年、マンガンノジュールが酸素を生成しているとの論文が出されたことで、このクック諸島の考え方に待ったをかける形となっています。2月17日にはフィジーの太平洋諸島フォーラムでTalanoa on Deep Sea Minerals(深海鉱物に関する対話)が開催され、太平洋島嶼国の首脳クラスが集まります。
クック諸島は、ニュージーランド王国(the Realm of New Zealand)に属しているが、クック諸島とニュージーランドは国として対等な立場にある。同王国は、ニュージーランド、クック諸島、ニウエ、トケラウ、南極のロス海属領からなり、英国王が国王であるため、クック諸島の国家元首は英国王である。