次期フォーラム議長であるクック諸島のマーク・ブラウン首相は今週、フォーラム代表団を率いて東京に向かい、日本が計画している核処理排水(treated nuclear wastewater)の太平洋への排出の延期について、太平洋地域の首脳の懸念と要請を伝えていく予定である。
月曜日のPIFの発表によると、福島の廃水問題(Fukushima wastewater issue)について太平洋のメッセージを伝える最初の会合は、岸田文雄首相との会談につながる。
次期フォーラム議長として、マーク・ブラウン首相は、ヘンリー・プナ太平洋諸島フォーラム(PIF)事務局長を伴って、林芳正外務大臣と会談した。
ブラウン首相は、日本が太平洋地域との関係強化を約束したPALM9の結果を再確認した。ブラウン首相は、PIFの独立した科学的評価データに基づき、海洋放出計画案について太平洋地域の懸念が継続していることを強調した。
首相と外相は、環境と人間の健康に害を及ぼさないことを保証することの重要性を確認した。ブラウン首相は、さらなる情報交換とすべての関係者の満足なしに放出が行われないことを保証する必要性をあらためて強調した。
ブラウン首相は、太平洋地域の首脳が次回開催する特別会合で、この件に関する報告を行うことを強調した。ブラウン首相は、この問題に対するPIFの現在の立場と、放出の科学的根拠とその意味するところに関する共通理解に向けて協力することの重要性を再確認した。
ブラウン首相と林外相は、特に日本とPIFの専門家の間でさらに集中的な対話が必要であること、放出に関する政治的決定を導くための科学とデータの重要性で合意した。
ブラウン首相は、外務大臣が「青い太平洋大陸のための2050年戦略」(the 2050 Strategy for the Blue Pacific Continent)に対する認識と強い支持を表明したことを歓迎した。その中には、ますます複雑化する地政学的・安全保障的環境における協力強化の必要性、前進する努力を加速する必要性、気候変動をもたらす温室効果ガスの排出削減(climate change emissions reductions)、2050年までにネットゼロへの移行、PALMプロセスによってもたらされるより密接な協力の機会などが含まれていた。
ブラウン首相とヘンリー・プナ事務局長は、日本政府が、気候変動に伴う海面上昇に直面した際の海域の保全に関する太平洋諸島フォーラム首脳宣言への支持を表明し、国連海洋法条約に基づく海域の恒久性を承認する予定であることに祝意を表明した。