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フィジー、事務次官の人事異動および契約解除
(2023年1月30日、スバ、FIJI GOVT/PACNEWS)
抄訳
フィジー公共サービス委員会は、事務次官の人事異動と契約解除を発表した。
スーザン・キラン前民間サービス次官は内閣官房長官として再任された。
ヨゲシュ・カラン前首相府次官は、多民族問題および砂糖産業担当次官に再任された。
シャヒーン・アリ前商業・貿易・観光・運輸次官は、貿易・協同組合・中小企業・通信次官に任命された。
トゥポウトゥア・バラビララ通信次官の臨時任命は停止された。
アティッシュ・クマール労働基準局長は、オセア・カワル前次官の契約終了に伴い、雇用・生産性・労使関係次官として職務を遂行する。
アテライテ・ロコスカ漁業副次官は、来週から漁業・林業次官として活動する予定。
サラセイニ・ダウナンブナ農村・海洋開発・災害管理次官は、来週から観光・民間航空次官として再任命される予定だ。
ミティエリ・ザマ農村・海洋開発・災害管理副次官は、今週から次官として活動する。
アシュウィン・ラジ女性・子供・貧困緩和次官の契約は2023年1月31日をもって終了する。2023年2月7日より、ジョセファ・コロイブエタ博士がラジ氏
の後任として職務を代行する。
フィジー公共サービス委員会のルーク・ロコヴァダ委員長は、今後数週間のうちにさらなる変更が行われる予定であると発表した。
コメント
【コメント】
フィジーでランブカ新政権が誕生して1か月が過ぎました。これまで前政権による人事を含めた取り組みに対する精査が続けられており、憲法評議会の構成変更以降、法律上可能な範囲で、警察長官、公共機関、大使人事、次官人事の見直しが進められています。
一般の公務員については、前政権が3年毎の契約としたものが無期雇用に変更されました。前政権下では公務員は3年毎にその職務実績が精査される厳しさがあり職務遂行における緊張感とともに収入の継続性に不安感があったため、この変更は多くの公務員に安心感をもたらしたようです。
一方、最大野党のフィジーファーストは、憲法上の現職議員が政府の公的職務に就けないとの規定から、ナンバー2のカイユム前司法長官が議席を失い、レディ前大臣も議員辞職するなど、その体制が揺らいできているように見えます。現地の与党支持者の間には、カイユム前司法長官について、自らが深く関与していた2013年憲法の仕掛けに自らはまってしまったという見方と、あえて議員辞職できるように自ら動いたのではないかという見方があります。
バイニマラマ首相・カイユム司法長官による政権では、旧宗主国に依存しない自立した国への変革が進みましたが、その一方で、豪NZなど地域の旧宗主国、日本を含む先進国、近隣の太平洋島嶼国との間で摩擦が生じ、中国との関係が深まりました。ランブカ首相の下では、住民へのばらまきに近い約束が目につき今後の財政管理に懸念があるものの、前政権がもたらしたさまざまな問題が修復される過程にあるようです。
今年に入り、ランブカ首相は、豪州の協力を得ながらキリバスのPIF復帰を実現させ、前政権が結んでいた中国との警察部門支援に関する覚書(MOU)を終了させました。急速に、地域の結束、米豪NZとの関係修復が進んでおり、まるで20年前の地域の姿に戻りつつあるかのようですが、日本の視点から見れば当時よりも米豪NZとの関係が近いところに違いがあり、地域秩序構造が、原点回帰ではなく原点を基盤として新たな段階に進んでいると言えそうです。
(塩澤英之主任研究員)
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