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「空虚な約束では不十分」フィジー首相、COP26で各国首脳に結束と行動求める
(2021年11月2日、PACNEWS)
5分
抄訳
フィジーのバイニマラマ首相はグラスゴーで開催されているCOP26の開会イベントにおいて、計画なしの約束する首脳たちを非難し、妥協策を求めた。
バイニマラマ首相は、チャールズ皇太子やグテーレス国連事務総長も参加するハイレベル会合の冒頭、その3分間のスピーチで、特定の名前を上げることなく非難を行った。
「きれいな石炭、責任ある天然ガス、道徳的な石油などは全て自己中心的考え方による虚構だ。彼らが何と呼ぼうと、炭素排出は気候を破壊している。きれいで、天然で、あるいは道徳的なもの(化石燃料)などない。」と述べ、「他の首脳らは妥協策を追求している。彼らは我々の子供世代の未来を破壊している高排出国の脇でただ傍観している。科学は明確であり、1.5度を超える気温上昇が起これば、どのような都市も、社会も、生態系も、惑星の肺である我々の海洋も、影響を免れない。」と述べた。
また同首相は、「我々は正しい過程から逸脱しており、大胆で勇敢な行動のみが求められている。2060年では遅すぎる。今世紀半ばという空虚な約束では十分ではない。」「全ての高排出国は、2030年までに世界の排出量を半減させなければならない。」「我々には道徳的権限があり、あなた方には道徳的義務がある。我々有志連合は1.5度目標を堅持し、低地島嶼国を水没から守り、不規則で厳しい気象が我々を破壊しないようにし、国家間の信頼を維持することができる。それにより、我々の子供そして孫たちに未来があるとの信念を保つことができる。」「そこには気候ファイナンス1000億ドルの約束の実現が含まれる。」と述べた。
さらに同首相は、「1.5度目標は生きており実現可能だ。人類はそれを達成するための資源も、技術も、革新的潜在性も有している。」「不足しているのは行動する勇気、株主の欲と炭素主導による企業の利害を超えた孫たちの未来を選択する勇気だ。」「よりクリーンで、陸域環境や海洋環境により配慮した革命を始める意思を集結させるため、産業革命の始まった国である英国ほどふさわしい場所はない。」と述べた。
(訳:塩澤英之主任研究員)
コメント
フィジーのバイニマラマ首相は、温室効果ガスの高排出国に対し、間に合わないという切迫感が十分に認識されず、きれいごとを並べるだけで実際の行動が伴っていないとしていら立ちを示し、具体的な行動の一つとして気候ファイナンスへの出資約束の履行と増資を求めています。
今回のCOP26については、コロナ禍による制約のために気候変動の影響の最前線にある太平洋島嶼国の3分の1が英国への渡航を取りやめていることから、太平洋島嶼国側には重要な交渉に直接参加できず国際社会に被害を受けている当事者の声が届かないとの懸念があります。そのため、現地に入っている太平洋島嶼国各国の代表団は、太平洋島嶼国全体を代表し、より強い発言を行う必要があるのかもしれません。
(塩澤英之主任研究員)
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