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事業紹介

海洋生物多様性保全と利用の研究

国の管轄区域を超える領域における生物多様性(BBNJ)について、持続可能な利用と保全のバランスや利益配分の仕組みを考慮に入れた新しい海洋ガバナンスの確立に向けて、その考え方および具体的な政策や施策について調査・研究・提案することを目的として、研究活動を実施する。
2016年3月から始った国連でのBBNJ準備委員会を踏まえ、1.海洋遺伝資源(MGR)、2.区域型管理ツール(海洋保護区<MPA>措置を含む)、3.環境影響評価(EIA)等の措置、4.キャパシティビルディング・海洋技術移転を重点分野として、国際的な制度構築やその手順、それらの交渉に資する具体的な政策提言を目指し研究活動を遂行する。2018年から本格化する外交交渉に資するよう、引き続き他の組織とも連携しながら、ECOSOC協議資格を有するNGOとして、政策研究・提言活動を行う。

2017年度実施内容

調査研究委員会の開催
海洋生物多様性保全と利用に関する有識者から構成し開催する
BBNJに関する国際会議への参画および国際動向調査
2017年度に実施される国連でのBBNJ準備会合や国連本部で開催予定の国連海洋会議に、ECOSOC特別協議資格を有するNGOとして参加し、適宜、研究成果を発信し議論に貢献する。
海洋生物多様性保全と利用に関する国際会議の開催
当財団の研究内容や前年度のサイドイベントでの成果等を踏まえて、本事業の中間成果を発表するとともに、研究ネットワークの強化を図る
国際ワークショップの開催
沿岸域を含む海洋管理や海洋生物多様性に関する国連でのサイドイベントを含む国際ワークショップを開催する

報告書等

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研究員

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年度別詳細

関連事業

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