登壇者
角南 篤
笹川平和財団理事長/内閣府沖縄振興審議会会長
2016年5月に日本学術会議から提言「国立自然史博物館設立の必要性」が公表され、その1ヶ月後には翁長雄志沖縄県知事が“全力を挙げてご一緒したい”と応じました。これを端緒として、同提言作成の有志からなる(一社)国立沖縄自然史博物館設立準備委員会と沖縄県の連携のもとで、日本初の国立自然史博物館を沖縄に設立する活動が始まりました。それを受けて、2018年7月に第154回海洋フォーラムを開催し、日本が今まさに必要な国立沖縄自然史博物館の姿を議論しました。
その議論を踏まえ、設立準備委員会は2020年に機関誌『ナチュラル ヒストリー ミュージアム』を創刊するとともに、沖縄県が2022年の沖縄復帰50周年を契機として国立自然史博物館誘致推進事業を本格化させたり、2023年に沖縄県議会において設置促進議員連盟が発足したりするなど、設立活動は飛躍的に進展している状況です。
そこで、今回の海洋フォーラムでは、国立自然史博物館の創設を国の事業とする機運が熟しつつあるのを踏まえ、国立自然史博物館の沖縄での設置を現実のものとするための諸課題と今後の展望を議論します。
16:00-16:05 | 開会挨拶 角南篤 |
16:05-16:10 | 主催者挨拶 沖縄県知事 |
16:10-16:55 | 第1部 基調講演「今、なぜ国立自然史博物館が必要なのか?」 16:10-16:25 「現実世界の大切さを保存する最後のチャンス」 長谷川眞理子 16:25-16:40 「継承されてきた牧野富太郎の標本の価値と国立沖縄自然史博物館が担うべき国際的役割」 村上哲明 16:40-16:55 「国立沖縄自然史博物館設立活動の現況」 岸本健雄 |
16:55-17:05 | プロモーションビデオ「日本初の国立自然史博物館を沖縄に!」放映 |
17:05-17:55 | 第2部 座談会「国立沖縄自然史博物館の創設を国のプロジェクトとするために」 角南篤(モデレーター)、照屋義実、東良和、西田睦、長谷川眞理子 *座談会の冒頭でそれぞれから話題提供(各5分以内) |
17:55-18:00 | 閉会挨拶 岸本健雄 |
注)講演者、演題については予告なく変更することがありますので、予めご了承下さい。 |
笹川平和財団理事長/内閣府沖縄振興審議会会長
沖縄県副知事
日本芸術文化振興会理事長/総合研究大学院大学名誉教授
東京都立大学牧野標本館館長教授
国立沖縄自然史博物館設立準備委員会代表理事/お茶の水女子大学客員教授/東京工業大学名誉教授
沖縄経済同友会副代表幹事/(株) 沖縄ツーリスト会長
琉球大学学長/東京大学名誉教授
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