政策提言「日米同盟における拡大抑止の実効性向上を目指して ―「核の傘」を本物に―」
笹川平和財団 安全保障・日米グループでは2025年3月7~8日、ホノルルにおいて、日米の実務経験豊富な有識者を招いて会合を開催し、「日米同盟における拡大抑止の実効性向上を目指して」と題した提言をとりまとめました。本提言書では、日本国内においてはなかなか深い議論を行うことが難しかった、日米同盟の核を含む拡大抑止の運用面の課題について、真正面から取り上げ、深く切り込んだ議論を推進することを提案しています。
カテゴリー区分 | 小冊子 |
著者/編者 | 渡辺将人 北海道大学大学院メディア・コミュニケーション研究院准教授 |
発行 | 2021.11 |
目次 | SPF「アメリカ現状モニターとは」 まえがき 第1章 アメリカ大統領回顧録とは アメリカの「大統領回顧録」の読み方 第2章 作家オバマの「文学作品」として 本書に漂う文学的性格の起源 第3章 政治教育者としての「公式写真集」として 「大統領オバマ」を製造し、政権の方向性にも多大な影響を与えたアメリカ政治特有の選挙コンサルタントについて 第4章 政権の「公式写真集」として 「政権公式写真集」でもある回顧録における写真の含意、そして翻訳をめぐる問題 第5章 諸外国と「文化」言及のジレンマ 外国について回顧録が言及する含意について、日本を事例に、大統領一家の外国語学習論にも視点を広げた考察 第6章 オバマにとっての北朝鮮と中国 オバマ政権にとっての東アジア外交、北朝鮮と中国の問題 第7章 トランプとバイデンについて オバマ時代が残したポピュリズムの種とトランプとバイデンへのオバマの評価 |