移住労働者の児童の就学促進事業を開始
笹川平和財団、タイ教育省、国際労働財団および野毛坂グローカルは2024年9月13日に「タイと日本の学び合いによる移住労働者の児童の就学促進」のオフィシャルローンチセレモニーをバンコクにて開催いたしました。
12月21日、米国の起業家ネットワーク Aspen Network of Development Entrepreneurs (ANDE) は、米国国際開発庁 (USAID) の
支援により実施される Gender Equality Action Lab の取り組みにおいて、起業家支援団体らが発案したジェンダー平等を促進する提案の中から、特に各地域の起業家のニーズに合致した優れた提案に優秀賞を贈りました。
(受賞プロジェクトに関する発表の詳細については、こちらをご覧ください。)
https://www.aspeninstitute.org/news/press-release/ande-gender-equality-initiative-action-lab/
東・東南アジア地域の優秀賞は、笹川平和財団含むアジアにおける女性の経済的エンパワーメントを推進する16の主要組織が参加し考案した、デジタルプラットホーム WE Rise Community Asia が選ばれました。本プラットフォームは、東南アジアの女性起業家の直面する資金調達ギャップの解消に取り組むもので、金融及び投資を受けるために必要な基礎知識を自己のペースで学ぶことができる学習カリキュラムと、フィリピンとミャンマーのローン製品の検索ツールを含むリソース・ハブを提供することで、同国の女性起業家を投資家、銀行、金融機関と結びつける役割をもちます。また、女性起業家達がプラットフォーム内のコミュニティが提供する様々な活動を通じ、専門家や起業家同士から学び、経験を共有するためのセーフ・スペースを提供することを目指します。
【代表者コメント】
-笹川平和財団 ジェンダーイノベーション事業グループ 松野文香 グループ長
ANDE Gender Equality Action Labは、アジアの実践者と専門家が協力して、同地域の女性起業家の直面する構造的な障壁に取り組むユニークな取り組みです。13か月間の共同設計とプロトタイピングのプロセスを通じて、WE Rise Community Asiaが東・東南アジアにおける優秀賞受賞プロジェクトに選ばれたことを嬉しく思います。
笹川平和財団はWE Rise Community Asiaの取り組みをより発展させるために、フィリピンとミャンマーの主要組織と協働します。本プラットフォームを通じ、より多くの女性起業家が金融、技術支援及びデジタル化への支援にアクセスする機会を提供し、現在の世界的なパンデミックの中でビジネスを成長させる際に直面する課題を解決する一助となることを願っています。
-ANDE ファイ・ウェチャヤチャイ 東・東南アジア支部長
ANDEのGender Equality Action Labの取り組みを通じ開発された革新的なアプローチは、女性起業家がSDGゴール5を達成するための構造レベルの課題に取り組むものです。本取り組みによってもたらされるインパクトを、ジェンダー・ラーニング・コミュニティを通じて共有することを楽しみにしています。
WE Rise Community Asia はフィリピンの起業家支援インキュベーターであるVillgro及びミャンマーの起業家支援アクセラレータープログラムであるSanThit がフィリピンのImpact Pioneers、Manila Angel Investors Network 及びミャンマーのMyanmar Private Equity & Venture Capital Association (MPE&VCA) との協力のもと主導していきます。
笹川平和財団は、2022年1月以降、WE Rise Community Asia を通じてフィリピンとミャンマーにおける女性起業家の発展に貢献すべく、上記パートナーと協働していきます。