中国の国際関係学者を招へい 福岡県・山口県で研究合宿
笹川日中友好基金は8月31日から9月5日の期間に中国の国際関係学者を招へいし、日本の国際関係学者と福岡県と山口県で研究合宿を実施し、また東京で両国の国際関係の専門家間の交流を行いました。交流活動は笹川日中友好基金の「若手リーダーネットワーク構築」事業の一環として実施されたものです。
西安外国語大学でのワークショップ
ワークショップ講義の様子
ワークショップの様子
講義会場の様子
専門家講義の様子
雲南師範大学でのワークショップ
2025年1月17日、第三期中国国内研修の第三回ワークショップと修了式が北京外国語大学・北京日本学研究センター(北京市)にて開催されました。オンラインと対面参加した研修者たちは指導に当たる専門家たちと共に3ヶ月にわたる研修を総括し、2024年度各自の教育・研究活動を振り返り、今回の研修から得たことをどのように活用していくかについて、グループに分かれて議論を展開し、指導教授や専門家からの講評が実施されました。最後の講義では、修剛教授(元天津外国語大学長)による「新しい時代の日本語専攻課程の多様化と発展モデル」講義、北京日本学研究センター周異夫主任による総括が行われ、中国教育部の認定を受けた修了証書が参加者たちに授与され、約3ヶ月にわたっての中国国内研修の全内容が修了しました。
講義会場の様子
修了証書が授与されました
これから3月中旬にかけて、第三期中国国内研修参加者から、訪日研修参加者の選考が行われ、選抜された研修候補者たちは、夏季休暇期間中に来日し、約一カ月間の訪日研修プログラム(中国大学日本語教員上級研修第三期)に参加します。
笹川日中友好基金は、中国の日本語教育を支援することで、現地の日本語教育界に活力を与え、将来の日中協力を担う人材の育成に貢献し、人的交流の促進に注力して参ります。