笹川日中友好基金
第三期「笹川班」日本語教師研修が修了
2025.01.24
7分
西安外国語大学でのワークショップ
笹川日中友好基金が2022年より実施している、中国の日本語教育界で「笹川班」として親しまれてきた全国規模の中国大学日本語教員上級研修は、1月17日に北京外国語大学・北京日本学研究センターで3回目のワークショップと修了式を終え、約3ヶ月間にわたる第三期中国国内研修が成功裏に修了しました。
この研修事業は、北京外国語大学・北京日本学研究センターと中国教育国際交流協会との共同事業で、中国国内研修と訪日研修の二つの部分から構成されています。このうち中国国内研修の部分は、毎年日本語教育を現場で行っている全国の高等教育機関から、将来の日本語教育界のリーダーとして推薦された100名の日本語教師が参加しました。2024年度の国内研修は昨年9月に募集が終了し、中西部の大学から55名、その他の地域から45名の日本語教師が選抜されました。
2024年10月17日の開講式を皮切りに、100名の研修参加者は3ヶ月の間、オンライン研修と実地研修(対面型ワークショップ)の形で、合計52時間の研修を行いました。研修カリキュラムは北京外国語大学の日本語教育の専門家が編成し、日中両国からの専門家による講義、モデル授業の分析、専門分野別の経験交流会や成果発表会などを実施しました。参加者全員が現職の大学教師なので、オンライン研修はすべて授業のない放課後や週末の時間に行われました。中国からは北京外国大学、天津外国語大学、北京第二外国語大学、東北師範大学、清華大学、日本からは東京大学、早稲田大学、広島大学、東京外国語大学、東京学芸大学の専門家がオンライン、或いはオンサイト(現地)で研修生の指導に当たりました。
11月9日~10日、第三期国内研修の第一回ワークショップは西安外国語大学にて開催しました。オンライン、或いは対面参加した100名の教師に加えて、北西地域の大学の日本語教師を中心に、20余名の方が自主参加しました。日本語教師の学術研究活動に焦点を絞り、教室での日本語の授業と学術研究をどう結び付ければよいかといった問題等について、研修が実施されました。
この研修事業は、北京外国語大学・北京日本学研究センターと中国教育国際交流協会との共同事業で、中国国内研修と訪日研修の二つの部分から構成されています。このうち中国国内研修の部分は、毎年日本語教育を現場で行っている全国の高等教育機関から、将来の日本語教育界のリーダーとして推薦された100名の日本語教師が参加しました。2024年度の国内研修は昨年9月に募集が終了し、中西部の大学から55名、その他の地域から45名の日本語教師が選抜されました。
2024年10月17日の開講式を皮切りに、100名の研修参加者は3ヶ月の間、オンライン研修と実地研修(対面型ワークショップ)の形で、合計52時間の研修を行いました。研修カリキュラムは北京外国語大学の日本語教育の専門家が編成し、日中両国からの専門家による講義、モデル授業の分析、専門分野別の経験交流会や成果発表会などを実施しました。参加者全員が現職の大学教師なので、オンライン研修はすべて授業のない放課後や週末の時間に行われました。中国からは北京外国大学、天津外国語大学、北京第二外国語大学、東北師範大学、清華大学、日本からは東京大学、早稲田大学、広島大学、東京外国語大学、東京学芸大学の専門家がオンライン、或いはオンサイト(現地)で研修生の指導に当たりました。
11月9日~10日、第三期国内研修の第一回ワークショップは西安外国語大学にて開催しました。オンライン、或いは対面参加した100名の教師に加えて、北西地域の大学の日本語教師を中心に、20余名の方が自主参加しました。日本語教師の学術研究活動に焦点を絞り、教室での日本語の授業と学術研究をどう結び付ければよいかといった問題等について、研修が実施されました。
ワークショップ講義の様子
ワークショップの様子
12月13日~15日、第二回ワークショップは雲南師範大学(昆明市)で開催されました。オンラインと対面参加者は180名を超え、対面型ワークショップを導入してから、最大規模の会となりました。このワークショップでは、大学日本語教育の現場に照準を合わせ、国別・地域別の教育と翻訳課程の教授法等について踏み込んだ実践研究を行いました。具体的には、日本語人材育成目標や指導目標の設定、評価方法などの問題について、深い議論が交わされました。雲南ワークショップでは、訪日研修に参加した第一期、第二期研修参加者から、半数を超える24名がこの実地研修に参加し、「笹川班」の高い結束力が示されました。昨年に実施した四川外国語大学(重慶市)と蘭州大学(蘭州市)での実地研修と同様、日本語教師として研鑽する場だけではなく、将来中国の日本語教育を担うリーダーたちが連帯感を確認し、仲間との絆を深め、手を携えて日本語教育の難題に挑むチーム力を形成する場にもなりました。
講義会場の様子
専門家講義の様子
雲南師範大学でのワークショップ
2025年1月17日、第三期中国国内研修の第三回ワークショップと修了式が北京外国語大学・北京日本学研究センター(北京市)にて開催されました。オンラインと対面参加した研修者たちは指導に当たる専門家たちと共に3ヶ月にわたる研修を総括し、2024年度各自の教育・研究活動を振り返り、今回の研修から得たことをどのように活用していくかについて、グループに分かれて議論を展開し、指導教授や専門家からの講評が実施されました。最後の講義では、修剛教授(元天津外国語大学長)による「新しい時代の日本語専攻課程の多様化と発展モデル」講義、北京日本学研究センター周異夫主任による総括が行われ、中国教育部の認定を受けた修了証書が参加者たちに授与され、約3ヶ月にわたっての中国国内研修の全内容が修了しました。
講義会場の様子
修了証書が授与されました
これから3月中旬にかけて、第三期中国国内研修参加者から、訪日研修参加者の選考が行われ、選抜された研修候補者たちは、夏季休暇期間中に来日し、約一カ月間の訪日研修プログラム(中国大学日本語教員上級研修第三期)に参加します。
笹川日中友好基金は、中国の日本語教育を支援することで、現地の日本語教育界に活力を与え、将来の日中協力を担う人材の育成に貢献し、人的交流の促進に注力して参ります。