第7回「日中未来創発フォーラム ~未来の生活、教育、文化について考える~」開催報告 その1
5月10日~11日、笹川日中友好基金は、中国人民大学で第7回「日中未来創発フォーラム」を開催しました。フォーラムには日本と中国の大学生81名が参加し、生活、教育、文化の3つをテーマに未来における協力の可能性について考えました。
2024年10月21日、笹川平和財団の尾形武寿評議員(日本財団理事長、元・笹川日中友好基金運営委員長)が中国人民大学より名誉教授の称号を授与されました。
中国人民大学の名誉教授の称号は、中国の教育・研究の発展に功績のあった方へ授与されるもので、尾形武寿評議員は、永年にわたって民間の立場から日中両国の各分野における人材交流の促進に寄与し、その活動を通じて両国において数多くの優れた人材の育成を支援してこられたことが評価されました。授与式では、教師列席の下、張東剛党書記から名誉教授の証書が手渡されました。
名誉教授授与式の後、同校内の明徳国際館で行われた記念講演で、尾形武寿評議員は「民間外交はいかにあるべきか」と題して、80年代から現在に至る日本と中国を結ぶさまざま活動を紹介するとともに日中両国が歩んできた歴史的視点から日中関係について考えを述べ、日中間の安定的な平和と繁栄が両国民にとって大切であること、更にその永続的な平和を実現するために学生たちを導いてほしいと指導者である先生方に語りかけました。教師及び博士課程の学生50名が記念講演を聴講しました。
最後に鄭新業副学長より「今後も日中友好が末永く続くように」との祝辞を賜りました。