笹川日中友好基金
笹川日中友好基金
【開催報告】日中国際関係学者がマカオで交流会
2024.09.20
4分
笹川日中友好基金はマカオ大学社会科学院や、国連大学マカオ事務所と協力し、日中両国の国際関係学者が参加する交流会を9月13日から16日の期間中にマカオで行いました。
交流は笹川日中友好基金の「若手リーダーネットワーク構築」事業の一環として実施されたものです。日中両国の若手国際関係学者たちが日中米関係、グローバルガバナンス、東南アジア、外交史の4つの研究グループに分かれてオンライン形式の合同研究会を開催するなど交流を継続する一方、毎年対面形式の学術交流会を開催しています。昨年7月東京と沖縄で実施したコロナ終息後初の対面交流に続き、今回は2回目の開催になりました。
交流会には、中国国内の教育研究機関からの学者12名、日本の教育研究機関から12名に加え、地元マカオ大学や国連大学マカオ事務所が推薦した学者・専門家9名が参加しました。参加者たちは9月13日マカオ大学社会科学院で、「地域研究の方向性」をテーマにワークショップを開催し、地域研究の現状や、直面する課題、今後の展望について情報や意見を交換しました。
9月14日には国連大学マカオ事務所で、「グローバルガバナンス:信頼回復と政策議題」と題するワークショップを開催しました。グルーバルガバナンスに対する信頼の喪失を引き起こした問題の分析・整理と、信頼回復のためにどのような努力をなすべきかについて、東アジアの視角から提言を試み、活発な議論が行われました。
ワークショップの合間に、両国の参加者たちはマカオの企業や、歴史及び文化施設を視察し、マカオの社会、経済、歴史、文化に対する理解を深めるとともに、研究者同士の親善と理解の促進を図りました。
次回の対面交流は2025年の夏に日本で行われる予定です。笹川日中友好基金は今後も引き続き日中両国の中堅と若手国際関係学者たちの共同研究とネットワーク構築をサポートし、両国間の知的交流の促進に注力して参ります。
交流は笹川日中友好基金の「若手リーダーネットワーク構築」事業の一環として実施されたものです。日中両国の若手国際関係学者たちが日中米関係、グローバルガバナンス、東南アジア、外交史の4つの研究グループに分かれてオンライン形式の合同研究会を開催するなど交流を継続する一方、毎年対面形式の学術交流会を開催しています。昨年7月東京と沖縄で実施したコロナ終息後初の対面交流に続き、今回は2回目の開催になりました。
交流会には、中国国内の教育研究機関からの学者12名、日本の教育研究機関から12名に加え、地元マカオ大学や国連大学マカオ事務所が推薦した学者・専門家9名が参加しました。参加者たちは9月13日マカオ大学社会科学院で、「地域研究の方向性」をテーマにワークショップを開催し、地域研究の現状や、直面する課題、今後の展望について情報や意見を交換しました。
9月14日には国連大学マカオ事務所で、「グローバルガバナンス:信頼回復と政策議題」と題するワークショップを開催しました。グルーバルガバナンスに対する信頼の喪失を引き起こした問題の分析・整理と、信頼回復のためにどのような努力をなすべきかについて、東アジアの視角から提言を試み、活発な議論が行われました。
ワークショップの合間に、両国の参加者たちはマカオの企業や、歴史及び文化施設を視察し、マカオの社会、経済、歴史、文化に対する理解を深めるとともに、研究者同士の親善と理解の促進を図りました。
次回の対面交流は2025年の夏に日本で行われる予定です。笹川日中友好基金は今後も引き続き日中両国の中堅と若手国際関係学者たちの共同研究とネットワーク構築をサポートし、両国間の知的交流の促進に注力して参ります。
9月14日 日中両国の学者が澳門大学のキャンパスで
9月14日 マカオ大学でのワークショップ会場
9月15日 国連大学マカオ事務所でのワークショップ会場
9月15日 国連大学マカオ事務所の中庭で