笹川日中友好基金は、
国観智庫(代表:任力波、所在地:中国・北京市)と共催および
公益財団法人日本科学協会、
中国外文局アジア太平洋放送センター、北京大学外国語学院、北京語言大学外国語学院等の協力による日中若手交流イベント「日中未来創発ワークショップ~未来の都市生活を考える」を北京市内で開催し、日中の学生を中心に合計43名が参加しました。
「日中未来創発ワークショップ」は、日本と中国の近未来に視点をおき、さまざまな分野における協力の可能性について、実地体験や専門家の講義を通じて学び、対話を通じて参加者同士がお互いの背景にも目を向けて理解を深めることを目的としたワークショッププログラムです。2022年9月に「日中国交正常化50周年」を記念して開催されて以来3回目となります。
今回のワークショップは、未来の都市生活を題材に企業訪問、フィールドワーク、対話プログラムを通じて、中国の街や生活シーンにおけるAI技術などの先端技術の導入状況の現状や具体的な取り組みを把握した上で、未来の都市生活を日中の若者ならではの視点からアイデアや課題を発表しました。
日本人の学生は、
「Panda杯 全日本青年作文コンクール」の受賞者訪中団、北京大学留学中の日本人学生、中国人の学生は、北京大学、北京語言大学の学生が参加しました。
また、今回のワークショッププログラムは、東京大学、早稲田大学に在籍する日本人学生と中国人留学生、また北京大学に留学している日本人学生から構成された企画チームによって組み立てられ、当日のワークショップも企画チームの学生たちが中心になって進められました。