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第1グループ(戦略対話・交流促進担当)

国際シンポジウム「平和と持続可能な開発における女性の役割」サマリー

2016年5月9日開催 於テヘラン

笹川平和財団


2016.05.18
5分

セッション 1 「女性のエンパワーメント:課題と挑戦」

 第一セッションでは、「女性のエンパワーメント:課題と挑戦」をテーマに、筑紫みずえ氏(株式会社グッドバンカー代表取締役社長)とスーザン・バースターニー氏(アルザフラー大学、教授)が発表を行った。筑紫氏は、専業主婦の経験と金融機関で勤務した経験を踏まえ、社会的責任投資(SRI)を専門とする会社を立ち上げた。こうしたことから、家庭にいる女性が環境や社会の持続可能な開発に寄与する可能性があることを強調した。バースターニー氏は、イラン女性の社会進出の推移を分析した研究に基づき、過去に比べて女性の教育レベルの向上、政策決定過程への参加機会の拡大を指摘し、女性の責任は時代とともに変化していると述べた。
 質疑応答では、モデレーターの出川展恒氏(NHK解説委員)が、「女性のエンパワーメントのための政府の役割は何か」と質問したのに対し、筑紫氏は税金の社会福祉分野への割り当てを充実すべきと応えた。また、バースターニー氏は、「イラン国会議員に占める女性の割合を増加させるにはどうすれば良いか」という出川氏からの質問に対し、クォータ制導入を提案した。
国際シンポジウム

セッション2 「平和構築と女性」

 第二セッションでは、「平和構築と女性」をテーマに、中西久枝氏(同志社大学大学院、教授)とミール・モハンマド・サーデギー氏(シャヒード・ベヘシュティ大学、教授)が報告を行った。中西氏は、イランと日本社会の比較の視点から、女性の労働市場におけるより積極的な参画を保障するためには、育児休暇制度を充実させるなど法的整備が両国にとって必要だと述べた。一方、サーデギー氏は、家庭内暴力、性的暴力、人身売買、武力紛争における暴力、女性の尊厳に対する暴力などの暴力問題が孕むジェンダー問題をとりあげ、これらの暴力を削減、撲滅するために国際社会がより一層協力することの必要性を説いた。  会場からの「伝統的に女性の社会進出が困難な社会で暮らす人々のメンタリティを変えるにはどうすればよいか」という質問に対し、中西氏は、文化や伝統を変えることは非常に難しいと認める一方で、SNSなどのソーシャルメディアが若い世代を中心にイランの社会的価値観を変化させている点を指摘した。
国際シンポジウム

セッション3 「災害時救助活動における女性の役割」

 第三セッションでは、「災害時救助活動における女性の役割」をテーマに、石井美恵子氏(東京医療保健大学、准教授)、アミール・モフセン・ズィヤーイー氏(イラン赤新月社、理事長)が発表を行った。石井氏は、看護師として、イラン南東部のバム地震、東日本大震災、熊本地震など国内外で災害時の医療支援活動に携わった経験から学んだ教訓を熱弁し、男女ともにリーダーシップを発揮することで、男女双方のニーズを満たすことができると伝えた。ズィヤーイー氏は、地震など多くの災害を経験したイランの復興活動を紹介し、イランは復興力のある国だと強調した。そして有効な防災プログラムを設計するために、女性の様々な潜在能力を磨き、女性の具体的なニーズ、母親の健康や家庭における具体的なニーズに目を向けるべきだと主張した。  会場の若いイラン女性からの「女性がリーダーシップを発揮するにはどうすれば良いか」という質問に対し、石井氏は、セルフ・マネジメント能力を養うことの重要性を伝えた。
国際シンポジウム
国際シンポジウム

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  • 事業報告:国際シンポジウム「平和と持続可能な開発における女性の役割」を開催いたしました

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