アイスランドの「ファルコン勲章」 角南篤理事長と上川陽子前外相に同時授与
笹川平和財団の角南篤理事長に、アイスランドから最高の栄誉である「ファルコン勲章」が授与されました。勲章は上川陽子前外相と同時に授与され、27日に都内のアイスランド大使館で、来日中のハトラ・トーマスドッティル大統領から伝達されました。 叙勲理由については「両氏の尽力とリーダーシップにより、ジェンダー平等や北極圏での協力、持続可能性の分野において、アイスランドと日本の関係がより強固となっている」と評価しています。
公益財団法人笹川平和財団(東京都港区 理事長・角南篤)は、以下の組織改編を行いましたのでお知らせいたします。
1. 「アジア事業ユニット」と「イスラム事業ユニット」を、「アジア・イスラム事業ユニット」に統廃合。
2.「アジア・イスラム事業ユニット」の下に、「アジア・イスラム事業グループ」と「平和構築支援グループ」を新設。
3.「安全保障研究グループ」の「太平洋島嶼国事業」を、「海洋政策研究所」に移管。
笹川平和財団は2017年度より、5つの重点目標の一つに「イスラム諸国への理解と関係強化」を掲げ、これまでは主に、「中東・イスラム事業グループ」が中東諸国を相手国に事業を展開してまいりました。これを今後は、アジアのイスラム諸国に向けた取り組みをいっそう強化するため、新設の「アジア・イスラム事業グループ」に統合し、アジアと中東双方のイスラムの専門的知見・視点を有機的に融合させて、事業を展開することを目指します。
これまで10年以上にわたり、「タイ深南部」を中心に展開し蓄積してまいりました平和構築の取り組みにつきましては、「平和構築支援グループ」を新設することで、専門性の更なる強化を目指します。
また、1989年の「笹川太平洋島嶼国基金」設立以来、太平洋地域の安定と繁栄への貢献を目指して草の根の取組みや政策研究を進めてきた「太平洋島嶼国事業」は、「安全保障研究グループ」から「海洋政策研究所」に移管することで、日本と太平洋島嶼国との相互理解に基づく関係強化を更に推進します。
【新組織図】