政治に広がるSNSの影響力 ―東南アジアと日本の有識者が語る各国事例
笹川平和財団の第1グループ(戦略対話・交流促進)は、2025年3月6日、戦略対話・交流プログラムの一環として「東南アジア諸国と日本の政治におけるSNSの普及と民主主義の変化」と題したオンラインイベントを開催しました。本イベントでは、タイ、インドネシア、マレーシア、フィリピン、日本における選挙に対するSNSの影響について、5名の専門家による発表をもとに議論が行われました。
ウルワシ氏は、長くインドの女性運動に身を投じた活動家でもあり、自らも歴史研究者として執筆・講演活動を行うインドのオピニオン・リーダーの一人です。1983年にはインドで初めてフェミニスト系の出版社「女性のためのカーリー女神(Kali for Women)」を設立し、執筆者、編集者として活動。著書の『沈黙の向こう側』(邦訳:明石書店、2002年)は、1947年のインド・パキスタン分離独立の混乱時に、暴力にさらされた女性や子供たちの証言を丹念に取材し、政治の影に隠れた歴史の真実に光をあてた記述が画期的であるとインド国内外で高く評価されました。本書は多数の言語に翻訳され、同氏はインド国民栄誉賞、フランス、ドイツの文化芸術勲章、日経アジア文化賞など数多くの賞を受賞しています。
今回のトークイベントでは、特別ゲストに高里鈴代氏(那覇市元市議会議員、「強姦救援センター・沖縄」代表)をお迎えし、インドと沖縄の女性への性暴力被害に対する取り組み、課題、将来の展望等について意見交換を行います。
<参加費>
無料
<登録方法>
事前のお申し込みはメールまたはFAXでご連絡ください。
E-mail:asiapeace@spf.or.jp
FAX :03 -51575157
※当日も受け付ております。
トークイベントの詳細情報はこちらの
ウルワシ・ブタリア氏と語る会(PDFファイル:281KB)をご確認ください。
ウルワシ・ブタリア氏 略歴