12/16「ウルワシ・ブタリア氏と語る会-インド・女性に対する暴力と女性たちの歴史」

2017.12.08

 公益財団法人笹川平和財団(東京都港区 会長:田中伸男)は12月16日(土)、インドの著名なフェミニスト系作家のウルワシ・ブタリア氏をお招きし、沖縄県博物館・美術館で「ウルワシ・ブタリア氏と語る会-インド・女性に対する暴力と女性たちの歴史」と題したトークイベントを開催します。talkeven_pdf_2.JPG

 ウルワシ氏は、長くインドの女性運動に身を投じた活動家でもあり、自らも歴史研究者として執筆・講演活動を行うインドのオピニオン・リーダーの一人です。1983年にはインドで初めてフェミニスト系の出版社「女性のためのカーリー女神(Kali for Women)」を設立し、執筆者、編集者として活動。著書の『沈黙の向こう側』(邦訳:明石書店、2002年)は、1947年のインド・パキスタン分離独立の混乱時に、暴力にさらされた女性や子供たちの証言を丹念に取材し、政治の影に隠れた歴史の真実に光をあてた記述が画期的であるとインド国内外で高く評価されました。本書は多数の言語に翻訳され、同氏はインド国民栄誉賞、フランス、ドイツの文化芸術勲章、日経アジア文化賞など数多くの賞を受賞しています。

 今回のトークイベントでは、特別ゲストに高里鈴代氏(那覇市元市議会議員、「強姦救援センター・沖縄」代表)をお迎えし、インドと沖縄の女性への性暴力被害に対する取り組み、課題、将来の展望等について意見交換を行います。

<参加費>
無料
<登録方法>
事前のお申し込みはメールまたはFAXでご連絡ください。
E-mail:asiapeace@spf.or.jp
FAX :03 -51575157
※当日も受け付ております。

トークイベントの詳細情報はこちらの
ウルワシ・ブタリア氏と語る会(PDFファイル:281KB)をご確認ください。


ウルワシ・ブタリア氏 略歴

UrvashiButalia.jpgデリー大学、ロンドン大学で学び、それぞれ英文学(1973年)、南アジア研究(1977年)の修士号を取得した後、編集者としてイギリスのSage社に勤務した。専門的な知識を身につけた後、インドに帰国。1975年世界女性年や1977年のインドの民主化運動で活発化した女性運動に関わり、「女性のためのカーリー女神(Kali for Women)」という名称でインド初のフェミニスト出版社を1983年に設立。その後、希有のジャンルを確立して活発な編集・出版活動を展開すると共に、NGO運動とも連携して女性のエンパワーメントとを中心とする社会変革に努力し、自らも歴史研究者として執筆活動を行なう。現在、インドを代表する女性知識人として国内外で知られ、デリー大学など複数の大学で教鞭を執っているほか、数々の講演やメディアでの執筆・インタビュー活動を展開している。The Other Side of Silence: Voices from the Partition of India(Penguin, India, 1998)は日本語 ((「沈黙の向こう側」明石書店、2002年)を含む多数の言語に翻訳され、フランス文化省より芸術文化勲章(Ordre des Arts et des Lettres)や日経アジア賞を受賞。また最近でも、2011年に国民名誉賞としてのパドマ・シュリ賞をインド大統領に授与された。日本との関わりとしては、国際交流基金・国際文化会館主催のアジア・リーダーシップ・フェロー・プログラムの2000年フェローとして来日した経験を有している。

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