政治に広がるSNSの影響力 ―東南アジアと日本の有識者が語る各国事例
笹川平和財団の第1グループ(戦略対話・交流促進)は、2025年3月6日、戦略対話・交流プログラムの一環として「東南アジア諸国と日本の政治におけるSNSの普及と民主主義の変化」と題したオンラインイベントを開催しました。本イベントでは、タイ、インドネシア、マレーシア、フィリピン、日本における選挙に対するSNSの影響について、5名の専門家による発表をもとに議論が行われました。
日豪安全保障パートナーシップについて基調講演するリチャード・マールズ豪副首相兼国防大臣
笹川平和財団海洋政策研究所は2022年12月9日、オーストラリアのリチャード・マールズ副首相兼国防大臣をお招きし、インド太平洋地域において共通の安全保障上の課題に直面している日豪両国の関係深化について話し合いました。
笹川平和財団の角南篤理事長は開会のあいさつで、日豪関係の絆の深まりを示すものとして、岸田文雄首相のオーストラリア訪問(10月21日~23日)や、東京での日米豪印(QUAD)首脳会合の開催(5月24日)など、日豪間のハイレベルな交流が加速していることを指摘しました。角南理事長は「インド太平洋の主要国として、日本とオーストラリアは、故安倍晋三首相が提唱した『自由で開かれたインド太平洋』構想を発展させることが期待されている」と述べ、この地域における両国の中心的役割についても言及しました。そのうえで、この講演会が両国の「戦略的パートナーシップのさらなる深化と拡大を促進する」ことに期待を示しました。
角南篤・笹川平和財団理事長
リチャード・マールズ副首相兼国防大臣
対談中のマールズ豪副首相兼国防大臣(左)と阪口秀笹川平和財団海洋政策研究所長