震災復興へ想いをつなぐ日中交流
中国の無形文化財保護団体が輪島漆芸技術研修所に漆を寄贈
笹川平和財団(東京都港区、理事長・角南篤)は、3月3日(月)、昨年1月に能登半島地震により甚大な被害をうけた現地の伝統工芸関係者を支援するため、石川県立輪島漆芸技術研修所で寄贈品贈呈式を実施しました。
日豪安全保障パートナーシップについて基調講演するリチャード・マールズ豪副首相兼国防大臣
笹川平和財団海洋政策研究所は2022年12月9日、オーストラリアのリチャード・マールズ副首相兼国防大臣をお招きし、インド太平洋地域において共通の安全保障上の課題に直面している日豪両国の関係深化について話し合いました。
笹川平和財団の角南篤理事長は開会のあいさつで、日豪関係の絆の深まりを示すものとして、岸田文雄首相のオーストラリア訪問(10月21日~23日)や、東京での日米豪印(QUAD)首脳会合の開催(5月24日)など、日豪間のハイレベルな交流が加速していることを指摘しました。角南理事長は「インド太平洋の主要国として、日本とオーストラリアは、故安倍晋三首相が提唱した『自由で開かれたインド太平洋』構想を発展させることが期待されている」と述べ、この地域における両国の中心的役割についても言及しました。そのうえで、この講演会が両国の「戦略的パートナーシップのさらなる深化と拡大を促進する」ことに期待を示しました。
角南篤・笹川平和財団理事長
リチャード・マールズ副首相兼国防大臣
対談中のマールズ豪副首相兼国防大臣(左)と阪口秀笹川平和財団海洋政策研究所長