政治に広がるSNSの影響力 ―東南アジアと日本の有識者が語る各国事例
笹川平和財団の第1グループ(戦略対話・交流促進)は、2025年3月6日、戦略対話・交流プログラムの一環として「東南アジア諸国と日本の政治におけるSNSの普及と民主主義の変化」と題したオンラインイベントを開催しました。本イベントでは、タイ、インドネシア、マレーシア、フィリピン、日本における選挙に対するSNSの影響について、5名の専門家による発表をもとに議論が行われました。
北極サークルのアドバイザリーボードメンバーに選ばれた海洋政策研究所の角南篤所長
2018年10月18日、国際会議「北極サークル」のアドバイザリーボードメンバーに笹川平和財団常務理事の角南篤(海洋政策研究所所長)が日本人では初めて就任しました。
「北極サークル」は、アイスランド共和国のオラフル・ラグナル・グリムソン前大統領の提唱で2013年に始まりました。北極版ダボス会議とも呼ばれ、毎年10月にアイスランドのレイキャビクで開催される総会には世界50カ国以上からハイレベル政府関係者、研究者、ビジネス関係者など2000人以上が集まり、北極の諸問題について議論する世界最大級の国際会議です。今年の総会には日本から河野太郎外務大臣が参加し、各種報道でも取り上げられました。
北極域に関するハイレベルネットワークとアジェンダ設定にも大きな影響力を持つ北極サークルに運営面から関わることは、非北極圏国であるわが国が北極問題を戦略的に取り組んでいくうえで重要な足がかりになると考えられます。
笹川平和財団海洋政策研究所は、各国から注目が集まっているわが国の北極問題への取組みについて、政策的見地からその効果的な推進を支える環境づくりを行ってまいります。
【参考情報:当財団の北極域に関する最近の取組み】
1) 政策提言「我が国が重点的に取り組むべき北極に関する議題と施策」(PDF)
2)「北極ガバナンスに関する国際ワークショップ2018」開催報告
3)「北極ガバナンスに関する国際ワークショップ2018」記者会見要旨