バングラデシュ独立大学ベンガル湾研究センター所長、シンガポール国立大学南アジア研究所特別客員研究員。2014年から2020年にかけては、世界銀行の南アジア地域統合・関与のアドバイザリーコンサルタント、2014年から2020年にかけては南アジア水イニシアティブの戦略アドバイザーを務めた。米国シアトルおよびワシントンDCのNational Bureau of Asia Researchの諮問委員会委員。また、バングラデシュのコスモス財団の名誉顧問でもある。また、2014年から2017年までインド・ニューデリーのヴィヴェカナンダ国際財団の特別研究員。
1967年に旧パキスタンの外務省に入省し、1971年の独立後にバングラデシュに移った外交官としてのキャリアを持つカリム大使は、国内外で幅広く活躍してきた。1998年に早期退職を選択した後、駐米大使(2001-2002年)、駐インド・バングラデシュ高等弁務官(2009-14年)と2度召還され、バングラデシュ国務大臣の地位と身分を享受した。そのほか、駐イラン大使(兼任)を務めた。レバノン(1991-95年)、南アフリカ高等弁務官(アフリカ4カ国を兼任)、ニューデリー副高等弁務官(1984-88年)、北京次席公使(1988-91年)。
タリク・カリム大使
バングラデシュ独立大学ベンガル湾研究センター所長