セミナー 第1グループ(戦略対話・交流促進担当)

総選挙後のインド情勢と日印関係の展望

主催:公益財団法人 笹川平和財団
2024年6月4日、インド第18期下院(Lok Sabha)総選挙の開票が実施されます。5年に一度の総選挙の結果を踏まえ、「世界最大の民主主義」の行方はどのようになるのでしょうか。そして、その結果は近年連携を深める日印両国の関係にどのような影響をもたらす可能性があるのでしょうか。

インドのこれから、日印関係のこれからについて、国内を代表する研究者の皆様に、内政、外交、経済、安全保障などさまざまな切り口で分析いただくセミナーを開催いたします。
みなさまのご参加をお待ちしております。

お申込みについて

今回のシンポジウムでは、会場参加はメディア関係者のみとさせていただいておりますのでご了承いただけますと幸いです。一般の参加者につきましては、右にある「お申込み」ボタンからご登録をお願い致します。


メディアの方はこちらの取材申し込みフォームからご登録をお願いいたします。
※オンライン参加を希望するメディアの方は右にある「お申込み」ボタンからご登録をお願い致します。


参加ご希望の方は、6月28日(金)17:00(JST)までに本ページの「お申込み」ボタンよりお申し込みください。


お申込みいただいた方には、イベント開催前に視聴用URLをご案内いたします。
視聴用URLの案内メールが届かない場合、お手数をおかけしますが「迷惑メール」フォルダもあわせてご確認ください。

・お申込みの際、メールアドレスが正しく入力されているかをご確認ください。お申込み後、仮登録確認メールが届きますので、メールにある登録完了用URLを24時間以内にクリックし登録を完了してください。

・最後まで登録されておらず、イベント当日にお申込みの問合せが大変多くなっております。お手数をおかけして申し訳ありませんが、ご登録手続きを最後まで進めていただきますようお願い申し上げます。

・仮登録確認メールが届かない場合は、spfpr@spf.or.jp からのメールが迷惑メールに設定されている場合がございます。あらかじめ迷惑メールの設定を解除いただくか、迷惑メールボックスをご確認いただきますようお願いいたします。また、ご入力いただいたメールアドレスが間違っている場合もございますので、再度お申込み手続きを行っていただきますようお願いいたします。

・お申込みの際に皆様からいただく個人情報は、当財団の主催または後援によるセミナー・講演会等へご案内する際に使用させていただきます。
事務局
笹川平和財団 アジア・イスラム事業グループ
E-mail: asia@spf.or.jp
Tel: 03-5157-5160

※取材についてのお問い合わせはコミュニケーション企画部広報課へお願いいたします。
E-mail: spfpr@spf.or.jp
Tel: 03-5157-5389

プログラム

15:00-15:10 開会の挨拶
安達一(笹川平和財団 常務理事)
15:10-15:30 総選挙後のインド情勢と日印関係の展望
堀本武功氏(岐阜女子大学客員教授/公益財団法人日印協会インド研究センター上席研究員)
15:30-15:45 経済大国インドの機会と挑戦
佐藤隆広氏(神戸大学経済経営研究所教授、副所長)
15:45-16:00 総選挙後のインドの外交・防衛政策
伊豆山真理氏(防衛研究所地域研究部アジア・アフリカ研究室主任研究官)
16:00-17:05 パネルディスカッション
堀本武功氏
佐藤隆広氏
伊豆山真理氏
小島眞氏(拓殖大学名誉教授)
笠井亮平氏(岐阜女子大学南アジア研究センター特別客員准教授)
前川美湖(笹川平和財団主任研究員)
17:05-17:15 今後の日印関係について
中村亮氏(外務省南部アジア部部長)
(※プログラム内容、時間、登壇者は、予告なく変更される場合がございます。)

講演者

堀本 武功 氏
講演者

堀本 武功 氏

岐阜女子大学客員教授/公益財団法人日印協会インド研究センター上席研究員

プロフィール

国立国会図書館調査及び立法考査局長、尚美学園大学大学院教授、京都大学大学院特任教授、拓殖大学・放送大学客員教授などを経て現職。専門は、インド政治・外交史。著書に、『インド現代政治史』(刀水書房、1997年)、『インド グローバル化する巨象』(岩波書店、2007年)、『インド 第三の大国へ-<戦略的自律>外交の追求-』(岩波書店、2015年)のほか、『現代日印関係入門』(東京大学出版会、2017年)、堀本武功・村山真弓・三輪博樹編)『モディ政権とこれからのインド』(東京大学出版会、2021年)など17冊。

佐藤 隆広 氏
講演者

佐藤 隆広 氏

神戸大学経済経営研究所教授、副所長

プロフィール

同志社大学商学部卒業,同大学大学院商学研究科博士課程単位取得退学後、福岡大学商学部専任講師、大阪市立大学大学院経済学研究科准教授等を経て現職。開発経済学の分析手法を用いて、インド経済が現在直面するさまざまな経済問題を分析、とくに、マクロ経済問題と貧困問題の解明に取り組む。著書に『経済大国インドの機会と挑戦:グローバル・バリューチェーンと自立を志向するインドの産業発展』(編著、白桃書房)、『経済開発論:インドの構造調整計画とグローバリゼーション』(単著、世界思想社、第1回日本南アジア学会賞受賞)など多数。

伊豆山 真理 氏
講演者

伊豆山 真理 氏

防衛研究所地域研究部アジア・アフリカ研究室主任研究官

プロフィール

東京大学大学院博士課程単位取得退学。1994年より防衛研究所。理論研究部長を経て2024年より現職。共著に『これからのインド――変貌する現代世界とモディ政権』(堀本武功ほか編、東京大学出版会、2021年)Northeast India and Japan: Engagement through Connectivity, (Mayumi Murayama et al., Routledge, 2022)など.

小島 眞 氏
パネリスト

小島 眞 氏

拓殖大学名誉教授

プロフィール

慶応義塾大学博士(経済学)。公益財団法人日印協会評議員、同現代インド研究センター上席研究員。千葉商科大学教授を経て、拓殖大学国際学部教授(2000~17年)。日印合同研究会委員(2005~06年)。著書:『現代インド経済分析』(勁草書房、1993年)、『インド経済がアジアを変える』(PHP研究所、1995年)、『インドのソフトウェア産業』(東洋経済新報社、2004年)、『タタ財閥』(同、2008年)、『インド:成長ビジネス地図』(共編著、日本経済新聞出版社、2010年)、『インドVS 中国』(共編著、同、2012年)など。

笠井 亮平 氏
パネリスト

笠井 亮平 氏

岐阜女子大学南アジア研究センター特別客員准教授

プロフィール

岐阜女子大学南アジア研究センター特別客員准教授。専門は南アジアの国際関係、日印関係史、インド・パキスタンの政治。青山学院大学大学院国際政治経済学研究科一貫制博士課程単位取得満期退学。在中国、在インド、在パキスタンの日本大使館で専門調査員として勤務。著書に『第三の大国 インドの思考』、『インパールの戦い』、『『RRR』で知るインド近現代史』(以上文春新書)、『インドの食卓』(ハヤカワ新書)、『インド独立の志士「朝子」』(白水社)、訳書にジャイシャンカル著『インド外交の流儀』(白水社)など多数。

中村 亮 氏
講演者

中村 亮 氏

外務省南部アジア部部長

プロフィール

平成4年外務省入省、在ドイツ日本国大使館、内閣官房、総合外交政策局等での勤務を経て、欧州局中・東欧課長、在インドネシア日本国大使館公使、在ドイツ日本国大使館公使、長崎県警察本部長を経て令和5年8月より現職。

安達 一 氏
開会挨拶

安達 一 氏

笹川平和財団常務理事

プロフィール

上智大学文学部を卒業後、(独)国際協力機構(JICA)で35 年間、開発途上国の国際協力事業に従事。特に東南アジア、中でもカンボジアの和平後の復興・開発支援に深く関わる。また、開発事業における科学技術イノベーション・DXの活用など分野横断的取組を牽引。2020年6月より笹川平和財団にて、アジア地域の平和構築支援、労働移動問題、多民族共生社会の実現、日中交流、中東・イスラム理解促進、ジェンダー平等、インパクト投資や起業家支援のためのエコシステム構築を通じた女性の経済的エンパワメントに関する事業などを統括。

前川 美湖 氏
モデレーター

前川 美湖 氏

笹川平和財団アジア・イスラム事業グループ 主任研究員

プロフィール

笹川平和財団アジア・イスラム事業グループ主任研究員 。東京大学大学院新領域創成科学研究科博士課程修了(国際協力学)。2000年 国連開発計画(UNDP)北京事務所プログラム・オフィサー、2003年UNDP本部管理局企画官、2005年UNDPルワンダ事務所 常駐代表補佐、環境・エネルギー部長。2012 年 東京大学総括プロジェクト機構 「水の知」講座 特任助教、2013 年 大阪大学 大学院人間科学研究科 グローバル人間学専攻 特任講師、2014 年に笹川平和財団に入職。著書に、『海の生物と環境をどう守るか―海の秩序をめぐる国連での攻防-』、西日本出版社、2022年(編者)、『気候安全保障:地球温暖化と自由で開かれたインド太平洋』、東海教育研究所、2021年(共著)などがある。

開催一覧

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