1997年から2000年までニジェール共和国の首相を務めた。退任後は教育・保健政策に特化したシンクタンク「Public Policy Analysis Circle」を設立し、政策立案者の能力強化に取り組んでいる。2009年からはアフリカ連合(AU)の開発機関NEPADのCEOとして、持続可能な開発、人材育成、インフラ整備を推進。NEPADがAUDA-NEPADへ再編された後は初代長官に就任し、教育と情報アクセスの重要性を訴えてきた。現在はアフリカ連合の食料システム特使として、農業の魅力向上や若者の就農促進、インフラ投資、制度改革などを通じて、アフリカの食料安全保障と持続可能な食料システムの構築に取り組んでいる 。国連「Scaling Up Nutrition」運動やOECDのハイレベルパネルにも参加し、国際的な政策協力にも貢献している。
イブラヒム・ハッサン・マヤキ
イブラヒム マヤキ ニジェール共和国元首相、アフリカ連合食糧システム特使