安全保障研究グループ セミナー
ハンガリー シーヤールトー・ペーテル外務貿易大臣を迎えたパネルディスカッション

戦争か平和か?
安全保障上の課題と世界的な展望

共催:公益財団法人 笹川平和財団・駐日ハンガリー大使館
公益財団法人 笹川平和財団 安全保障研究グループは、駐日ハンガリー大使館との共催により、シーヤールトー・ペーテル ハンガリー外務貿易大臣とのパネルディスカッションを開催いたします。

現在の安全保障環境は、国家間の経済や文化をめぐる関係が一層拡大・深化する一方、普遍的価値やそれに基づく政治・経済体制を共有しない国家が勢力を拡大させています。さらに力による一方的な現状変更やその試みは、法の支配に基づく自由で開かれた国際秩序に対する深刻な挑戦です。このような現状に、法の支配に基づく自由で開かれた国際秩序を守る国々として、どのように対応するべきでしょうか?

今回は、基調講演として、シーヤールトー・ペーテル外務貿易大臣に、NATO加盟25周年を迎えたハンガリーの視点から今日の世界的な安全保障上の課題とその展望についてご講演頂きます。また、パネリストとして、政策研究大学院大学教授 岩間陽子先生をお迎えし、笹川平和財団上席フェロー 渡部恒雄と共に登壇します。

多くの皆様のご参加をお持ちしています。

お申込みについて

ご参加希望の方は、5月17日(金)15:00(JST)までに、本ページから事前にお申込みください。

※ 今回のイベントは対面で開催いたします。オンラインでの配信はありませんので、ご留意ください。

・お申込みの際、メールアドレスが正しく入力されているかをご確認ください。お申込み後、仮登録確認メールが届きますので、メールにある登録完了用URLを24時間以内にクリックし登録を完了してください。

・最後まで登録されておらず、イベント当日にお申込みの問合せが大変多くなっております。お手数をおかけして申し訳ありませんが、ご登録手続きを最後まで進めていただきますようお願い申し上げます。

・仮登録確認メールが届かない場合は、spfpr@spf.or.jp からのメールが迷惑メールに設定されている場合がございます。あらかじめ迷惑メールの設定を解除いただくか、迷惑メールボックスをご確認いただきますようお願いいたします。また、ご入力いただいたメールアドレスが間違っている場合もございますので、再度お申込み手続きを行っていただきますようお願いいたします。

・お申込みの際に皆様からいただく個人情報は、当財団の主催または後援によるセミナー・講演会等へご案内する際に使用させていただきます。
事務局
安全保障研究グループ
E-mail: anpo-event@spf.or.jp
Tel: 03-5157-5209

※取材についてのお問い合わせはコミュニケーション企画部広報課へお願いいたします。
E-mail: spfpr@spf.or.jp
Tel: 03-5157-5389

プログラム

14:00 開会
14:05 基調講演 
シーヤールトー・ペーテル外務貿易大臣
14:30 パネルディスカッション
シーヤールトー・ペーテル外務貿易大臣/岩間陽子氏(政策研究大学院大学教授)/渡部恒雄(笹川平和財団上席フェロー)
14:50 質疑応答
15:00 閉会
注)プログラムの内容は予告なく変更されることがありますので、予めご了承下さい。

講演者

シーヤールトー・ペーテル氏
講演者

シーヤールトー・ペーテル氏

ハンガリー外務貿易大臣

プロフィール

1997年にジェールのツツォル・ゲルゲイ ベネディクト高校を卒業後、2002年にブダペストの経済行政大学国際関係学部で修士号を取得。2002年からフィデス党の国会議員であり、2022年に6期目を迎えた。2006年から2010でフィデスのチーフ広報官、2010年から2012年相付報道官、2012年から2014年まで首相府対外経済関係担当政務官を務める。2014年6月から9月の間は外務貿易副大臣、同年9月23日以降はハンガリー外務貿易大臣に就任。

岩間 陽子 氏
パネリスト

岩間 陽子 氏

政策研究大学院大学教授

プロフィール

【略歴】
1986年京都大学法学部卒、88年同大学院修士課程修了、94年同大学院博士後期課程、助手等を経て、98-2000年在ドイツ日本国大使館専門調査員、2000年本学助教授、2007年本学准教授、2009年本学教授(現在に至る)。

【主要な著作・論文等】
・岩間陽子『核の一九六八年体制と西ドイツ』(有斐閣、2021年)日本防衛学会猪木正道賞正賞受賞
・岩間陽子(編著)『核共有の現実―NATOの経験と日本』(信山社、2023年)
・岩間陽子「アジアの平和と核秩序を考える」Voice, (546) 76-83, Jun, 2023
・岩間陽子「『戦後』秩序再構築の条件―連動するNATO=インド太平洋秩序への戦略 」外交, 73 6-13, May, 2022
・Pascal Lottaz and Yoko Iwama (eds.) Neutral Europe and the Creation of the Nonproliferation Regime:1958-1968, Routledge, 2023.
・John Baylis and Yoko Iwama (eds.) Joining the Non-Proliferation Treaty: Deterrence, Non-Proliferation and the American Alliance, Routledge, 2018.

渡部 恒雄
パネリスト

渡部 恒雄

笹川平和財団上席フェロー

プロフィール

1963年福島県に生まれる。1988年、東北大学歯学部卒業、歯科医師となるが、社会科学への情熱を捨てきれず米国留学。1995年ニューヨークのニュースクール大学で政治学修士課程修了。同年、ワシントンDCのCSIS(戦略国際問題研究所)に入所。客員研究員、研究員、主任研究員を経て2003年3月より上級研究員として、日本の政党政治、外交安保政策、日米関係およびアジアの安全保障を研究。2005年4月に日本に帰国。以来CSISでは非常勤研究員を務める。三井物産戦略研究所主任研究員を経て、2009年4月から2016年8月まで東京財団政策研究ディレクター兼上席研究員。10月に笹川平和財団に特任研究員として移籍。2017年10月より上席研究員となり、2024年4月より現職。外交・安全保障政策、日米関係、米国の政策分析に携わる。

2007年から2010年まで報道番組「サンデープロジェクト」(テレビ朝日系)のコメンテーターを務め、現在、「激論!クロスファイア」(BS朝日)、「深層ニュース」(BS日テレ)、「日経ニュースプラス9」(BSテレ東)、「報道1930」(BS-TBS)、「プライムニュース」(BSフジ)などで国際問題を解説。2010年5月から2011年3月まで外務省発行誌「外交」の編集委員を務め、現在、防衛省の防衛施設中央審議会委員。

著書に「国際安全保障がわかるブックガイド」(共著、2024年、慶應義塾大学出版会)、「NATO(北大西洋条約機構)を知るための71章」(共著、2023年、明石書店)、「デジタル国家ウクライナにロシアは勝利するか?」(共著、2022年 日経BP)、「防衛外交とは何か―平時における軍事力の役割」(共編著、2021年 勁草書房)、「2021年以後の世界秩序―国際情勢を読む20のアングル」(2020年 新潮新書)、「いまのアメリカがわかる本・最新版」(2013年 三笠書房)、「二〇二五年米中逆転―歴史が教える米中関係の真実」(2011年 PHP研究所)等。

開催一覧

pagetop