セミナー 安全保障研究グループ

SNS上の偽情報を見抜け!

中高生と考える情報戦

主催:公益財団法人 笹川平和財団
笹川平和財団では、新たな取り組みとして、中学生・高校生向けのワークショップ「SNS上の偽情報を見抜け!~中高生と考える情報戦~」を開催いたします。

現在、各国選挙におけるディスインフォメーション(偽情報)を用いた外国政府による影響工作や、2022年に起こったロシア・ウクライナ戦争におけるサイバー戦や情報戦を組み合わせたハイブリッド戦など、平時・有事の別を問わない情報戦の激化と認知領域への拡大が起こっています。そのような情報戦、認知戦の主戦場はSNSとなっており、SNSを使いこなす中学生、高校生にとっても無縁の世界ではありません。

そこで夏休み期間中、中学生・高校生を対象とした、ディスインフォメーション対策のワークショップを開催します。ファクトチェックに詳しい古田大輔氏をゲストにお迎えして、SNSという身近なツールを題材に、情報戦や認知戦といった新たな安全保障上の課題を共有しつつ、サイバーリテラシーの向上を目指します。

多くの中学生、高校生の皆さまのご参加を、お待ちしております。

参加条件

・先着50名

・中学生、高校生、または高校卒業後留学準備中の方

その他特記事項

・ワークショップ中のプログラムで使用するため、ご自身のパソコンもしくはスマートフォンをご持参ください。

・保護者およびご家族の同伴は、2名まで可能です。同伴の方は、ワークショップに参加はできませんが、会場後方エリアで見学することができます。
(入館や見学に際し、配慮が必要な方はご相談ください。)

・会場までの交通費は、各自でご負担ください。

・天災、新型コロナウイルス感染拡大の状況等により、やむを得ず中止する場合があります。その場合に発生した交通費等の費用についても各自負担となります。

・ワークショップ参加の往路帰路および参加中の怪我や事故、または、貴重品・手荷物等の盗難・紛失につきましては、一切責任を負いかねますので、ご了承ください。

・メディアの取材が入る可能性がございます。ご参加される皆さまの写真・動画撮影については、別途個別に可否をお伺いいたします。

お申込みについて

参加ご希望の方は、7月27日(木)23時59分までに本ページよりお申込みください。
お申し込みをいただいた順に、ワークショップ詳細のご案内をメールでお送りいたします。

※ お申込み後、登録されたメールアドレスに仮登録確認メールが届きます。お手数ですが24時間以内にメールにあるURLをクリックし、登録を完了してください。

※ 仮登録確認メールが届かない時は、spfpr@spf.or.jp からのメールが迷惑メールフォルダに入っている場合がございます。

※ お申込みの際に皆様からいただく個人情報は、当財団の主催または後援によるセミナー・講演会等へご案内する際に使用させていただきます。

※ 本ワークショップの録画、録音、および資料の二次使用は固くお断りいたします。
事務局
笹川平和財団 安全保障研究グループ
Email:anpo-event@spf.or.jp
Tel:03-5157-5209

※取材についてのお問い合わせはコミュニケーション企画部広報課へお願いいたします。
Email:spfpr@spf.or.jp
Tel:03-5157-5389

プログラム

10:30 開会挨拶
大澤 淳(笹川平和財団特別研究員)
10:35 講演(発表順、敬称略)
大澤 淳
古田 大輔(ジャーナリスト/メディアコラボ代表、日本ファクトチェックセンター(JCF)編集長)


※講演順は変更される場合があります。
10:55 ディスカッション・質疑応答
大澤 淳
古田 大輔

モデレータ:
長迫 智子(笹川平和財団安全保障研究グループ研究員)
11:10 クイズタイム
大澤 淳
古田 大輔

モデレータ:
長迫 智子
11:35 ディスインフォメーションを探してみよう!
大澤 淳
古田 大輔

モデレータ:
長迫 智子
12:00 閉会

講演者

古田 大輔 氏
講演者

古田 大輔 氏

ジャーナリスト/メディアコラボ代表、日本ファクトチェックセンター(JCF)編集長

プロフィール

福岡生まれ、早稲田大卒。朝日新聞記者、BuzzFeed Japan創刊編集長を経て独立し、ジャーナリストとして活動するとともに報道のDXをサポート。2020-2022年にGoogle News Labティーチングフェローとして延べ2万人超の記者や学生らにデジタル報道セミナーを実施。2022年9月に日本ファクトチェックセンター編集長に就任。その他の主な役職として、デジタル・ジャーナリスト育成機構事務局長、ファクトチェック・イニシアティブ理事など。早稲田大、近畿大で非常勤講師。ニューヨーク市立大ジャーナリズムスクール News Innovation and Leadership 2021修了。

大澤 淳 氏
講演者

大澤 淳 氏

笹川平和財団特別研究員、中曽根康弘世界平和研究所主任研究員、鹿島平和研究所理事

プロフィール

1971年生。慶應義塾大学法学部1994年卒、同大学大学院法学研究科修士課程1996年修了(法学修士)。1995年世界平和研究所研究員、2009年同主任研究員、2014年〜2016年内閣官房国家安全保障局参事官補佐(サイバー安全保障担当)、2017年より中曽根康弘世界平和研究所主任研究員。併任職として、2004年〜2006年外務省国際情報統括官組織専門分析員、2007年〜2009年外務省総合外交政策局外交政策調査員、2013年米国ブルッキングス研究所客員研究員(招聘給費)、2012年〜2016年政策研究大学院大学(GRIPS)客員研究員、2017年〜2019年内閣官房国家安全保障局シニアフェローを歴任。最近の著作に、「将来戦を見据えた新領域整備を」産経新聞社『正論』2022年8月号。「サイバー安全保障における先端技術保護」『外交』Vol. 77、2023年1/2月号。「新領域における戦い方の将来像-ロシア・ウクライナ戦争から見るハイブリッド戦争の新局面」高橋杉雄編著『ウクライナ戦争はなぜ終わらないのか』(文春新書、2023年6月)。

長迫 智子 氏
モデレータ

長迫 智子 氏

笹川平和財団安全保障研究グループ研究員

プロフィール

東京大学文学部(宗教学・宗教史学専攻)卒。同人文社会研究科宗教学・宗教史学専攻修了。修士(文学)(2012年)。情報セキュリティ大学院大学情報セキュリティ研究科修了。博士(情報学)(2023年)。2019年9月より現職。サイバーセキュリティを専門とし、サイバー空間におけるディスインフォメーション(Disinformation)を中心とした情報操作型サイバー攻撃による情報戦や影響工作を中心に研究を行う。近著は「情報戦は地政学ーロシアの偽情報戦略を解く」『外交』Vol.73 (May/Jun. 2022)など。第20回自由民主党国際政治・外交論文コンテスト特別賞受賞。

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