第1グループ(戦略対話・交流促進担当) セミナー

第1回 サイバーセキュリティセミナー2021
新サイバーセキュリティ戦略への期待

〜サイバー事案の深刻化と新戦略の課題〜

主催:公益財団法人 笹川平和財団
 笹川平和財団では、「我が国のサイバー安全保障の確保」事業の一環として、今年度「サイバーセキュリティセミナー2021」を開催致します。
 第1回となる今回は、2018年7月に閣議決定された現行のサイバーセキュリティ戦略が、今年度「3年間の諸施策の実施方針を示す」という役割を終える状況をふまえ、2021年秋に閣議決定予定の次期サイバーセキュリティ戦略をテーマとして取り上げ、策定にあたっての課題や戦略の方向性を中心に議論します。
 本セミナーの講演者として、2018年のサイバーセキュリティ戦略策定において、内閣サイバーセキュリティセンター副センター長として中心的な役割を担われた、三角育生氏ををお迎えし、「新サイバーセキュリティ戦略への期待~サイバー事案の深刻化と新戦略の課題~」と題してご講演いただきます。
 本セミナーが、日本のサイバーセキュリティの現状と課題についての皆様の理解を深める一助となれば幸いです。多くの皆様のご参加をお待ちしております。
事務局
笹川平和財団 安全保障研究グループ
Tel:03-5157-5209 Email:anpo-event@spf.or.jp

※取材についてのお問い合わせは経営企画部メディアリレーション課へお願いいたします。
Tel:03-5157-5389 Email:spfpr@spf.or.jp

プログラム

17:00 開会挨拶
茶野 順子(笹川平和財団 常務理事)
17:05 講演
三角 育生 氏
17:50 ディスカッション
三角 育生 氏 / モデレータ:大澤 淳
18:00 質疑応答
18:30 閉会

講演者

三角育生 Ikuo Misumi
講演者

三角育生 Ikuo Misumi

東海大学情報通信学部/国立情報学研究所 客員教授、前経済産業省 サイバーセキュリティ情報化審議官、元内閣サイバーセキュリティセンター副センター長

プロフィール

専門分野
サイバーセキュリティ政策、サイバーセキュリティ経営、安全保障貿易管理

経歴
33年間、経済産業省、内閣官房などでサイバーサイバーセキュリティ、安全保障貿易管理等の行政に従事。2012以降は、内閣サイバーセキュリティセンター(内閣官房情報セキュリティセンター)にて、サイバーセキュリティ基本法制定・改正に取組んだとともに、同法に基づくサイバーセキュリティ戦略の立案、各種セキュリティ関連の基準等の見直しを実施。また、日本年金機構を含む重大なサイバーセキュリティ事象への対応などインシデントレスポンスの指揮等も多数。2012年以前は、情報セキュリティガバナンスの推進、情報セキュリティ技術対策の促進などサイバーセキュリティに関連する業務の他、外為法に基づく審査、同審査の業務改革・情報化推進、コンピュータ2000年問題対応、90年代にワッセナーアレンジメント設立に関する国際交渉等に従事。また副政府CIO等として、社会や組織のデジタライゼーションとサイバーセキュリティを一体として進める政策などに取り組んだ。2020年7月退官。

大澤淳 Jun Osawa
モデレータ

大澤淳 Jun Osawa

笹川平和財団プロジェクトコーディネーター

プロフィール

1971年生。慶應義塾大学法学部1994年卒、同大学大学院法学研究科修士課程1996年修了(法学修士)。1995年世界平和研究所研究員、2009年同主任研究員、2014年〜2016年内閣官房国家安全保障局参事官補佐(サイバー安全保障担当)、2017年中曽根康弘世界平和研究所主任研究員。現在、鹿島平和研究所理事、笹川平和財団プロジェクト・コーディネーター、を併任。2004年〜2006年外務省国際情報統括官組織専門分析員、2007年〜2009年外務省総合外交政策局外交政策調査員、2013年米国ブルッキングス研究所客員研究員(招聘給費)、2012年〜2016年政策研究大学院大学(GRIPS)客員研究員、2017年〜2019年内閣官房国家安全保障局シニアフェローを併任している。専門は国際政治学(戦略評価、サイバー安全保障)、公共政策(政策分析)。

最近の著作に「デジタル・シルクロードの野望と現在地」PHP研究所『VOICE』2020年6月号、「米中サイバー戦争」川島真・森聡編『UP plus アフターコロナ時代の米中関係と世界秩序』(東京大学出版会、2020年12月)、「産業競争力を奪うサイバー攻撃の脅威」産経新聞社『正論』2021年7月号。

開催一覧

pagetop