政策提言「日米同盟における拡大抑止の実効性向上を目指して ―「核の傘」を本物に―」
笹川平和財団 安全保障・日米グループでは2025年3月7~8日、ホノルルにおいて、日米の実務経験豊富な有識者を招いて会合を開催し、「日米同盟における拡大抑止の実効性向上を目指して」と題した提言をとりまとめました。本提言書では、日本国内においてはなかなか深い議論を行うことが難しかった、日米同盟の核を含む拡大抑止の運用面の課題について、真正面から取り上げ、深く切り込んだ議論を推進することを提案しています。
カテゴリー区分 | 書籍 |
一般/基金区分 | 一般事業 |
発行 | 2011.04 |
著者/編者 | 編著者:安里和晃 出版社:ダイヤモンド社 |
金額 | 定価(税込):1995円 |
備考 | 単行本(ソフトカバー): 352ページ 言語:日本語 寸法:18.6 x 13.2 x 2.8 cm ISBNコード:978-4-478-01589-6 |
目次 | はじめに 第1章 枯渇してゆく日本の労働力 人口減少社会における社会の再生産と移民 安里 和晃 加速する労働力人口の減少 李 賢珠 少子高齢化時代における労働力需給 後藤 純一 なぜ海外からの人材を考えるか 安里 和晃 (コラム) 高齢者親和産業の成長とヒューマン・サービスの質 小川 全夫 第2章 日本は「労働鎖国」か──受け入れの問題点を探る 受け入れの是非論とその展開 明石 純一 研修・技能実習制度は生まれ変わるか 王 再清 産業存続危機の解決策としての外国人研修・技能実習生の受け入れ 金 湛 EPAによる看護師・介護士受け入れ制度について 医療・福祉に海外からの人材は定着するか 安里 和晃 送り出し国フィリピンにおける看護教育と看護師就労状況 細田 尚美 アジア地域から来日して働く外国人IT技術者 松下 奈美子 (コラム) フィリピン・医者のいない病院 細田 尚美 第3章 成長するアジアと人の移動 アジアの経済成長と外国人労働者 底辺で経済成長を支える香港の家事労働者 安里 和晃 シンガポールの移民「マネジメント」 明石 純一 送出し国の開発と出稼ぎ労働 海外就労先を開拓し続けるフィリピン 細田 尚美 ベトナムの出稼ぎは貧困を撲滅するか 堀西 雅亮 改革される外国人労働者受け入れ 李 賢珠 (コラム) 国境を越える人口移動の女性化 池上 清子 (コラム) 在韓モンゴル人労働者の受け入れ状況 窪田 新一 第4章 労働力大争奪時代の到来に備えて 日本を離れアジアへと向かう若年労働者 松谷 実のり 中国の経済成長と高齢化がもたらす、アジアの労働力争奪 岡室 美恵子 これからの日本が取るべき方向性とは 人口変動社会に対応した「国家ビジョン」の必要性 田村 太郎 外国人労働者居住地域がすでに直面している課題と、そこから学ぶべきこととは 鈴木 暁子 多様な人材の包摂とグローバルなアプローチ 安里 和晃 (コラム)在日日系ブラジル人の現状 鈴木 暁子 |