新たな地域秩序レイヤーの構築
2025年度事業
所属 | 島嶼国・地域部(海洋政策研究所) |
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実施者 | 笹川平和財団 |
年数 | 3年継続事業の2年目 |
事業形態 | 自主事業 |
事業費 | ¥20,000,000 |
事業概要
現在の太平洋島嶼地域秩序は、米国、オーストラリア、ニュージーランドによる伝統的安全保障枠組み、旧宗主国と太平洋島嶼国による地域機関枠組み、太平洋島嶼国の枠組みなどからなり、近年は中国の南南協力による代替的枠組みが加わっています。この地域秩序構造に日本が主体的に関与できるようにするため、1997年以来日本が実施してきた地域政策枠組み太平洋・島サミット(PALM)に加え、民間主導の産学民連携プラットフォームとなるFLOWERS会議を設置し実質的で率直な対話を促進させることで、日本・太平洋島嶼国関係の重層化を図り、地域の安定と繁栄に貢献する日本を中心とする新たな地域秩序レイヤーの構築を図ります。