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【開催報告】海洋と気候変動に関するCOP26公式サイドイベントを共催(11月4日)

2021.11.05

笹川平和財団海洋政策研究所は11月4日、COP26において気候変動枠組条約(UNFCCC)の公式サイドイベントとして「Ocean solutions: Coordination and collaboration for ocean-based mitigation and adaptation」を英国のプリマス海洋研究所やWorld Ocean Networkなどと共催しました。

冒頭の2つの講演では、国連海洋科学の10年の国際プログラムでもある、海洋の生体分子(Biomolecular)に関する観測ネットワーク(OBON)について米国スクリプス海洋研究所のMargaret Leinen氏から、また、海洋酸性化の観測ネットワーク(GOA-ON)について英国プリマス海洋研究所のHelen Findlay氏から紹介され、気候変動の緩和・適応への海洋科学からの貢献可能性が示されました。また、笹川平和財団海洋政策研究所の角田智彦主任研究員やYouth4Ocean ForumのJack Laverick氏からは若い世代の重要性が、最後の講演者であるオセアノ・アズール財団のTiago Pitta e Cunha氏からは、持続可能な水産資源や海洋保護区の拡大などを含めた具体的な取組みの重要性が示されました。

角田主任研究員の講演では、国連海洋科学の10年について、特に7番目の社会的成果「夢のある魅力的な海- An Inspiring and Engaging Ocean」に着目した紹介を行うとともに、今年に発行された『国連海洋科学の10年-我が国の取組み事例集』や、海洋政策研究所が日本財団や東京大学と実施しているパイオニアスクール事業の事例を交えながら、若い世代との連携の重要性を訴えました。また、パネルディスカッションでは、将来に関するステークホルダーが若い世代であることを踏まえ、国連海洋科学の10年が目指すステークホルダーとの協働がより必要になることを示しました。


UNFCCCイベントの様子。登壇者左から2番目が角田主任研究員。


引き続き、海洋政策研究所は、COP26会場の日本パビリオンでのサイドイベント、マラケシュパートナーシップ海洋沿岸域イベントなどを主催・共催します。またヴァーチャル・オーシャン・パビリオンでも、参加機関と連携し情報を発信して参ります。イベントについての詳細は「COP26での海洋に関する取組みについて-VIRTUAL OCEAN PAVILIONの開設ほか-」(10月30日記事)をご覧ください。皆様のご参加をお待ちしております。



ヴァーチャル・オーシャン・パビリオン(参加登録料:無料)


(文責:海洋政策研究所 主任研究員 角田智彦)

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