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外来生物の船体付着総合管理に関する調査 成果報告会開催 (2011年06月21日(火))
2011.04.10
はじめに
当財団は、ボートレースの交付金による日本財団の助成事業「外来生物の船体付着総合管理に関する調査」を平成20年度より2年半にわたり実施し、今般その成果報告会を開催しました。
本年7月に開催される国際海事機関(IMO)の第62回海洋環境保護委員会(MEPC62)において、外来生物の侵入(移動)防止を目的に、「水生生物の船体付着による侵入、移動を最小化するためのガイドライン」が、採択される見込みとなっています。
本事業の成果は、このガイドラインの検討作業や最終化に大きく寄与いたしました。
報告は、IMOのバラスト水の化学的処理に関する専門家グループ(GESAMP バラストウォーターワーキンググループ)のメンバーでもある華山伸一主任研究員が行いました。
第一部、二部とも報告後の質疑応答では、今後の強制力のある国際的な枠組みに向けての方向性とスケジュール、船底塗料の溶出速度の測定だけでなく防汚効果を含めた性能評価及び生物指標の設定の困難さなど、多くの視点からの質問があり、本件に対する関心の高さがうかがわれました。
報告会は、産官学から約100名の参加があり、大変盛況な報告会となりました。
開催概要
日時: | 平成23年6月21日(火)16:30 ~18:50 |
場所: | 東京都港区虎ノ門1-15-16 海洋船舶ビル 10階ホール |
報告者: | 華山伸一 海洋政策研究財団海技研究グループ主任研究員 |
参加者: | 約100名 |
開 会 |
海洋政策研究財団会長 秋山昌廣 |
第一部 |
船体に付着した水棲生物を最小化するためのIMOガイドラインの概要 |
第二部 |
船体付着防止・除去技術のリスク評価方法 |
閉 会 |
お問い合わせ先
海技研究グループ
TEL:03 (3502) 1835 FAX:03 (3502) 2033
海技研究グループ
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