Solutions Journalism in Practice 002:「東京を見たことがなければ、目指せない」 ー 東大の“関東ローカル化”に挑む学生団体と地方の進学校/茶話日和チーム
Solutions Journalism in Practice 002:「東京を見たことがなければ、目指せない」 ー 東大の“関東ローカル化”に挑む学生団体と地方の進学校/茶話日和チーム
私たち東京大学(以下、東大)の取材チームの4人 *1 は、全員が首都圏の高校出身だ。高校では学年の何十人もが東大を受験し、東大は「頑張れば手が届く進学先の一つ」として、ごく当たり前にそこにあった。
東大に入ると、地方出身の友人が何人もできた。みんな面白く、活力があり、首都圏出身の学生とは違う魅力を持っていた。あくまで私たちの実感だが、首都圏の中高一貫校から東大に来た学生には、その後も無難な道を選ぶ安定志向の人が多いように見える。地方出身の友人たちは、それとは違う価値観で生きているように感じた。
一方、私たちの周りでは、私たち自身の一部も含め、首都圏の中高一貫の男子校から大学受験専門の塾に通って東大に来た、いわゆる「量産型の東大理系」が多数派になっている。
東大の地方別出身者の割合推移 *2
FairWindへのインタビュー