中国の国際関係学者を招へい 福岡県・山口県で研究合宿
笹川日中友好基金は8月31日から9月5日の期間に中国の国際関係学者を招へいし、日本の国際関係学者と福岡県と山口県で研究合宿を実施し、また東京で両国の国際関係の専門家間の交流を行いました。交流活動は笹川日中友好基金の「若手リーダーネットワーク構築」事業の一環として実施されたものです。
国際軍事合作弁公室の慈国巍主任を表敬訪問した代表団
国防大学防務学院の座談会で説明する栗田高明団長
陸軍装甲学院で装備を視察する代表団
横井裕・駐中国日本大使(中央)を表敬訪問した代表団
空軍航空兵第72旅団でJ-10を視察する代表団
武装警察訓練基地で実施された市街戦訓練
海軍工程大学で行われた座談会
また、代表団と学校側からは、“階級社会”である軍と自衛隊では、若い人材のアイデアなどが反映されにくい点や、革新と国際的な視野が重要だとの認識が共有されました。
こうした交流の合間を縫い、代表団は故宮(北京市)、龍門石窟(洛陽市)、トヨタ広州汽車センター(広州市)なども見学し、中国の歴史や文化などにも触れました。