インド北東部の持続的発展Ⅱ
2018年度事業
所属 | アジアの安定化事業グループ |
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実施者 | 笹川平和財団 |
委託先名 | オメオ・クマール・ダス社会変革開発研究所 (OKDI/インド) |
年数 | 2年継続事業の1年目 |
事業形態 | 自主事業 |
事業費 | ¥18,000,000 |
事業概要
近年、インド中央政府の「アクト・イースト」政策などを通じ、東南アジアと南アジアの結節点であるその潜在的価値が内外から高い注目を集めているインド北東部について、前年度に引き続き、域内各州や周辺国の専門家による継続的かつ積極的な知的交流・対話をさらに促進します。フェーズ2では、周辺諸国との連結性を再構築するインフラ事業などの取り組みを成功させるには、それを阻害する最大の要因の一つとなっているコミュニティ間の人々の信頼醸成が不可欠という前提のもと、域内および周辺国にまたがる「共有する歴史」が各地でどのように認識されているか分析を行い、民族間・異宗教間の分断を乗り越え、人々が将来を共有するためにどのような「地域協力」の枠組が必要であるか、その可能性について検証します。
担当研究者
中村 唯