元米国農務長官のクレイトン・ヤイター氏をお迎えし、2012年6月18日(月)に講演会を開催致しました。
ヤイター元長官は1985年から89年にロナルド・レーガン政権下で米国通商代表を務め、1989年から1991年までは、ジョージ・H・W・ブッシュ政権において米国農務長官を務めた貿易問題の専門家で、現在は国際法律事務所であるHogan Lovells のシニアアドバイザーを務めています。
昨年来、TPP(環太平洋戦略的経済連携協定)への日本の参加問題をめぐり、様々な議論が行われています。しかし、なぜ日本のTPP参加は重要なのでしょうか?日本にとっての利益とは何なのでしょうか?日本が参加することは、米国や他の参加国にとってどんな意味があるのでしょうか?TPPをめぐる交渉の現状だけでなく、外交や安全保障問題への影響も含めた幅広い観点からヤイター氏にお話しいただきました。