インド政策研究センターのブラーマ・チェラニー教授をお招きし、2015年9月29日に安全保障に関する講演会を開催しました。【関連ページ】https://www.spf.org/spaf-j/news/article_17652.html
笹川平和財団では、2014年度より、アジア地域の政策決定・世論形成に影響力のあるオピニオンリーダーを日本に招へいし、日本の政界、学界、産業界の実務家との対話の機会を増やすことで、人的交流を促進すると共に、日本とアジア諸国間の相互理解を深め、協力体制を強化することを目的とした「アジアオピニオンリーダー交流」事業を実施しています。本年度の最初の招へい者として、インド政策研究センターのブラーマ・チェラニー教授をお招きし、2015年9月29日に安全保障に関する講演会を開催しました。チェラニー教授は、インド政府の国家安全保障会議(NSC)にて顧問を務めた、世界的にも著名な安全保障の専門家であり、また、国際問題のコメンテーターとして日本をはじめ、インド国内外のさまざまなメディアで発言するなど、安全保障分野におけるアジアのオピニオンリーダーとして活躍されておられます。「日本の安全保障のジレンマ」と題し、長く続いている日米関係、さらに集団的自衛権や武器輸出等に関する昨今の日本の動向を踏まえ、平和主義を掲げてきた日本の安全保障のジレンマと、これからの日本についてご講演いただきました。