笹川平和財団では「アジアオピニオンリーダー交流」事業の一環として、アジアおけるノーベル平和賞と称される「ラモン・マグサイサイ賞」を2016年度受賞したインドネシア最大のNGOであるDompet Dhuafa(ドンペット・ドゥアファ)より、創始者をはじめとした幹部3名(パルニ・ハディ・カサンプロ氏、イマン・ルリヤワン氏、ユダ・アバディ氏)をお招きし、「イスラム社会における社会貢献のかたち ―インドネシア発ドンペットドウアファの挑戦―」というテーマで講演会を2016年12月13日に開催しました。
Dompet Dhuafaは、イスラム教の精神に則り、ザカートやワクフとして、インドネシア中から年間20億円規模の寄付を集め、貧困対策、災害緊急・復興支援、教育・医療支援など多岐にわたる分野で活動を行ってきました。彼らの活動を知ることで、イスラム教の本来の価値を知り、理解を深める機会としていただければ幸いです。
また、コメンテーターとして、汚職撲滅委員会の副委員長を務め、常にインドネシアの市民社会を牽引されてきたBambang Widjojanto(バンバン・ウィジャヤント)氏(現在、笹川平和財団の客員研究員として来日されています)にご登壇いただきました。