年末年始休業のお知らせ
笹川平和財団の年末年始休業期間について、お知らせいたします。
公益財団法人 笹川平和財団(東京都港区、理事長:角南 篤)は、この度、アジア事業グループ特別事業サイト「コロナ対応から考えるアジアと世界」を開設しました。
「コロナ対応から考えるアジアと世界」は、地域研究と国際政治学を専門とする14名の若手・中堅研究者と、笹川平和財団の研究員2名が中心となり、アジア諸国の新型コロナウィルスへの対応や、そこから浮き彫りになった課題に注目し、深めてきた見識をベースに発足しました。このサイトは、パンデミックが地域内政治、国際連携・協調、国際援助のあり方に与えた影響に着目し、コロナ禍によって変わったことや変わらないこと、加速されたことを、日本とアジア、そして世界の専門家とともに理解し、「ポスト・コロナ」を見据えた次の時代のアジアについて考え、発信することを目的としております。
このサイトでは、主な執筆者である14名(※)のメンバーの、情勢の変化に応じた論考とともに、公開セミナーや各種関連調査、出版物などの成果物も、発信していきます。
初回の論考記事は、以下の⑤本となります。
①マレーシアの新型コロナウイルス対応 (1)―第一波での政府と社会の対応
②コロナ渦のバングラデシュ ―グローバル経済の末端で何が起きているのか―
③成功事例としての「K防疫システム」 ―アフターコロナを見据えた成長戦略
④トルコにおける初期の新型コロナウイルス対応
⑤韓国・台湾のCOVID-19への対応 ―コロナ禍があぶり出した諸問題、台湾抑え込みの成功要因―
アジア事業グループ特別事業サイト「コロナ対応から考えるアジアと世界」
URL:https://www.spf.org/asia-peace/covid19/
著者 | 肩書 | 専門分野 |
---|---|---|
伊賀 司 |
名古屋大学 大学院国際開発研究科 特任助教授 |
比較政治社会学と東南アジア(特にマレーシア)地域研究 |
井形 彬 |
多摩大学 ルール形成戦略研究所 客員教授・CRS事務局長 |
エコノミック・ステイトクラフト、インフルエンス・オペレーション、インド太平洋における国際政治、日本の外交・安全保障政策、日米関係 |
岩坂 将充 |
北海学園大学 法学部 准教授 |
比較政治学、現代トルコ政治研究、中東イスラーム地域研究 |
木場 紗綾 (コアメンバー) |
小松大学 国際文化交流学部 准教授 |
東南アジア政治研究、国際協力論 |
日下部 尚徳 (コアメンバー) |
立教大学 異文化コミュニケーション学部 准教授 |
国際協力論、開発社会学、南アジア地域研究 |
小林 周 |
日本エネルギー経済研究所 中東研究センター 研究員 |
リビアを中心とした中東・北アフリカ地域の現代政治・安全保障・エネルギー動向 |
冨樫 あゆみ |
東洋英和女学院大学 国際社会学部 講師 |
国際政治。北東アジア安全保障。韓国政治 |
中村 長史 |
東京大学 大学院総合文化研究科 教養学部附属教養教育高度化機構 特任助教授 |
国際政治学 |
深澤 光樹 |
東洋大学 経済学部 助教授 |
アジア経済論、貿易論、インド、バングラデシュを中心とする南アジア地域研究 |
本多 倫彬 (コアメンバー) |
キヤノングローバル戦略研究所 研究員 |
日本の平和構築政策を中心課題に、政策過程研究、国際協力論、平和構築論や日本の対外政策研究 |
松田 春香 |
大妻女子大学 文学部コミュニケーション文化学科 准教授 |
東アジア国際関係史、韓国・朝鮮近現代史。特に、冷戦期の韓国と国府の関係 |
真辺 祐子 |
防衛研究所 研究員 |
タイ政治、タイ深南部紛争、東南アジア地域研究、ASEAN防衛交流 |
三輪 博樹 |
帝京大学 法学部 政治学科 准教授 |
比較政治学、インド政治(政党政治、選挙、民主主義など) |