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5/25-26 海洋政策研究所「島と海のネット(IOネット)」設立と第1回総会開催のお知らせ
5月25・26日、東京大学伊藤謝恩ホール(東京文京区本郷)にて、「島と海のネット(IOネット)」の第1回総会を開催いたします。
「島と海のネット(IOネット)」とは、笹川平和財団海洋政策研究所、オーストラリア国立海洋政策研究所資源安全保障センター(ANCORS)などが中心となって作成した国際共同政策提言「島と周辺海域のより良い保全と管理」の実現を目指し、太平洋島嶼国に関わる機関や個人に自発的にご参加いただく国際協働ネットワークです。2014年9月、サモアで開催された第3回小島嶼国開発途上国(SIDS)国際会議で設立されました。
今回は、その第一回目の総会で、小島嶼開発途上国とその周辺海域の持続可能な開発・管理をテーマに、具体プロジェクトの構築を含めた、今後の連携・協力について議論いたします。
基調講演に引きつづき、「島の保全と管理」、「周辺海域の管理」、「気候変化・変動への対応」、「能力構築と制度的枠組みの強化」について、具体的な政策提言の実現に向けたプロジェクトの形成を目指して意見交換を行います。
この趣旨に賛同し、積極的なご発言・ご提案・ご協力をいただける専門家ならびに学生のみなさんを始めとする有志のご参加をお待ちいたしております。
日 時: | 2015年5月 25日(月) 10:00~18:00 |
26日(火) 9:30~17:00 | |
会 場: | 東京大学伊藤国際学術研究センター・伊藤謝恩ホール |
主 催: | 公益財団法人笹川平和財団 海洋政策研究所-島と海のネット事務局 |
共 催: | オーストラリア国立海洋政策研究所資源・安全保障センター |
東京大学海洋アライアンス | |
協 力: | 日本財団 |
お申込み: | 参加無料・要事前登録。下記事務局へ直接お問い合わせください。 |
定員となり次第、締め切りますので予めご了承ください。 | |
事務局: | 公益財団法人笹川平和財団 海洋政策研究所(古川・小林) |
TEL: 03-5404-6805 | |
EMAIL: ionet@spf.or.jp | |
Blog: | http://blog.canpan.info/ionet-jpn (日本語) |
http://blog.canpan.info/ionet (English) |
プログラム
(現時点での案であり、一部変更の可能性があります。敬称略で記載しておりますことご容赦ください)
5月25日(月)
10:00 -11:00 | 島と海のネット 第1回総会 開会式 |
開会の挨拶 | |
笹川平和財団 海洋政策研究所 所長 寺島紘士 | |
オーストラリア国立海洋資源安全保障センター 所長 スチュワート・ケイ(ビデオメッセージ) | |
東京大学海洋アライアンス機構 機構長 日比谷紀之 | |
来賓挨拶 | |
外務大臣政務官 中根一幸 | |
アノテ・トン キリバス大統領 | |
基調講演 | |
日本財団 会長 笹川陽平 (講演内容はこちらをクリックいただくとご覧いただけます) |
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11:00 - 11:20 | 休憩 |
島と海のネット 第1回総会 本会議 | |
共同議長:笹川平和財団 海洋政策研究所 所長 寺島紘士 | |
オーストラリア国立海洋資源安全保障センター 教授 アリスター・マクイゴム | |
太平洋地域環境プログラム事務局 事務局長 デイビット・シェパード | |
11:20 - 12:00 | セッション1: 共同政策提言の実現に向けた「島と海のネット」の活動 |
「島と海のネットの目的と活動方針」 笹川平和財団 海洋政策研究所長 寺島紘士 |
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「島と周辺海域のよりよい保全と管理のための島と海のネットパートナー協働プロジェクト提案」 |
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- 討議 - | |
12:00 - 13:00 | 昼食 |
13:00 - 15:00 | セッション2:島と海のネット活動計画の策定に向けて |
第1部(1)「島の保全と管理 - 管理戦略の策定とその実施」 | |
「太平洋島嶼管理戦略とその策定・実証プロジェクト提案」 笹川平和財団 海洋政策研究所 研究員 小林正典 |
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「ツバルにおける島嶼管理戦略の実施に向けて」 ツバル 外務・通商・観光・環境・労働省 次官 タマテ・メリティアナ |
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「マーシャル諸島における島嶼管理の進捗と課題」 マーシャル諸島 環境保護庁 沿岸・国土・保全課 課長 |
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「ミクロネシアの島嶼管理戦略と課題」 ミクロネシア資源開発省 長官 マリオン・ヘンリー |
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「トンガの島嶼管理戦略と国際連携」 トンガ 国土・自然資源省 最高執行責任者 アシペリ・パラキ |
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「クック諸島の島嶼管理と課題」 クック諸島 国家環境サービス部 部長 ヴァイトリ・トゥパ |
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「東チモールにおける島嶼管理に向けた地域社会の取組みと課題」 ハバラス財団 代表 デメトリオ ド アマラル デ カルヴァロ |
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「島嶼国における国土保全のための生態工学とその応用」 東京大学海洋アライアンス・東京大学大学院理学系研究科 教授 茅根創 国立環境研究所生物・生態系環境研究センター センター長 山野博哉 慶應大学文学部 教授 山口徹 |
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「環礁島の長期的地形変化モニタリング」 ポール・ケンチ オークランド大学環境学部 学部長・教授 |
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- 討議 - | |
15:00 - 15:20 | 休憩 |
15:20 - 16:50 | セッション2(継続) |
第1部(2)「島の保全と管理 - サンゴ礁、マングローブ、生態系保全」 | |
「沿岸域の統合的管理とその小島嶼国への応用可能性」 笹川平和財団 海洋政策研究所 主任研究員 古川恵太 |
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「パラオにおけるマングローブおよび沿岸・海洋生態系保全」 パラオ国際サンゴ礁センター 所長 ユミナン・ゴルブ |
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「パプアニューギニアにおける統合的自然資源管理」 パプア・ニューギニア 保全・環境保護庁 部長 マリノ ヴィロボ |
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「統合的陸・沿岸域管理と地域振興」 メラネシアパートナー 代表 ケン モンディアイ |
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「ソロモン諸島における持続可能な森林管理とREDD+」 ソロモン諸島 環境・気候変動・災害管理・気象省 最高執行責任者補佐官 ジョイントリー・シシオロ |
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「ミクロネシアにおける生物資源保全の取組みと課題」 ネーチャー コンサバシー ミクロネシア事務所 渉外担当次長 リッキー・カール / オーストラリア事務所 政策アドバイザー 水村彩 |
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- 討議 - | |
16:50 - 17:25 | セッション2(継続) |
第1部(3)「島の保全と管理 - 再生可能なエネルギーの推進」 | |
「サモアにおける再生可能なエネルギー利用と課題」 サモア 自然資源環境省 法務部 最高執行責任者補佐官 サラ ジョセフィーヌ ストワース フィウ |
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「島嶼地域における再生可能なエネルギーの利用と地域振興」 パシフィックコンサルタンツ株式会社 国際事業本部 地球環境研究所 主任研究員 石坂浩史 |
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- 討議 - | |
17:25 - 17:50 | セッション2(継続) |
第1部(4)「島の保全と管理 - 島嶼間交通網の改善」 | |
「太平洋島嶼国島嶼間交通と改善に向けた課題」 南太平洋大学理工・環境学部長 教授 アンジェラ ジョハーン |
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「太平洋島嶼国島嶼間交通の改善に向けた調査と実証事業提案」 アイ・シー・ネット株式会社 経営顧問・シニアコンサルタント 寺島裕晃 |
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- 討議 - | |
17:50 - 18:00 | 総括 |
18:20 | 懇親会 |
5月26日(火)
09:30 - 10:00 | セッション2(継続) |
第1部(5)「島の保全と管理 - 廃棄物処理」 | |
「太洋州地域廃棄物管理改善支援プロジェクト(J-PRISM)」 国際協力機構 地球環境部 環境管理第一チーム 課長 深瀬豊 |
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「クック諸島における廃棄物・有害物質管理」 島嶼持続性連合 代表 イモージェン イングラム |
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10:05 - 10:25 | セッション2(継続) |
第2部(1)「周辺海域の管理 - 境界の画定」 | |
「海域主権の設定と海図 ‐課題と展望」 GEBCO指導委員会 委員長 谷 伸 |
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10:25 - 11:20 | セッション2(継続) |
第2部(2)「周辺海域の管理 - 漁業資源管理」 | |
「持続可能な水産資源管理と太平洋小島嶼国との連携」 国立研究開発法人水産総合研究センター 理事長 宮原正典 |
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「海洋保護区と海洋空間利用計画の実践と応用に向けた課題」 オーストラリア国立海洋資源・安全保障センター フェロー リチャード・ケンチントン |
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「沿岸・海洋生物多様性の保全と生物資源の持続的利用に向けた太平洋島嶼国支援」 生物多様性条約事務局 環境問題担当官 ジヒュン・リー |
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- 討議 - | |
11:20 - 11:40 | 休憩 |
11:40 - 12:15 | セッション2(継続) |
第2部(3)「周辺海域の管理 - 海底地下資源と海洋環境保全」 | |
「太平洋島嶼国地域における海底資源採掘と海洋環境保全に向けた能力構築」 太平洋共同体事務局 地球科学部 地質調査・地球資源課 課長 アクイラ タワケ |
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「太平洋島嶼国海底資源利用と環境影響評価に関する制度強化に向けた国際協力」 国立研究開発法人海洋研究開発機構 海底資源研究開発センター 調査役 福島朋彦 |
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- 討議 - | |
12:15 - 13:15 | 昼食 |
13:15 - 13:55 | セッション2(継続) |
第3部「気候変化・変動への対応 - 気候・変化変動への適応」 | |
「気候変化・変動適応と防災 - バヌアツの経験と課題」 バヌアツ 国土自然資源大臣 ラルフ レゲンヴァヌ |
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「気候変化・変動のモニタリングと国際協力」 ユネスコ政府間海洋学委員会(IOC)副議長・東京大学大気海洋研究所 国際連携研究センター 教授 道田豊 |
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- 討議 - | |
13:55 - 15:25 | セッション2(継続) |
第4部「能力構築と制度的枠組みの強化」 | |
「島嶼国能力開発と地域・国際協力 - SPREPの役割と国際連携」 太平洋地域環境プログラム事務局 事務局長 デイビット・シェパード |
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「人材育成と地域協力」 南太平洋大学理工・環境学部長 教授 アンジェラ ジョハーン |
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「太平洋島嶼地域における持続性科学とリーダー育成」 オーストラリア国立海洋資源安全保障センター 教授 アリスター・マクイゴム |
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「サモアNPOネットワークとステークホルダー連携」 サモアNGO連合 代表 ネレ レイルア |
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「太平洋島嶼国ユースグループの取組みと提案」 太平洋ユース理事会 副議長 イナンガロ ヴァカフィ |
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「太平洋島嶼国の水中文化遺産」 イコモス国際水中文化遺産委員会 日本代表 東京海洋大学大学院海洋科学技術研究科 教授 岩淵聡文 |
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- 討議 - | |
15:25 - 15:45 | 休憩 |
15:45 - 16:45 | セッション3:「島と海のネット」の今後の活動計画の策定 |
- 討議 - | |
16:45 - 17:00 | 総括セッションと閉会式 |
閉会の挨拶 笹川平和財団 海洋政策研究所 所長 寺島紘士 | |
17:00 | 閉会 |