ロヒンギャ難民危機に関する報告書のご紹介
ロヒンギャ難民危機は、世界最大規模の無国籍状態にある人々が直面する人道問題であり、南アジア・東南アジアの平和と安定に深刻な影響を及ぼしています。長期化する危機は、外交的停滞、生活再建の困難、過激化や越境犯罪などの安全保障リスクを伴い、国際社会による協調的な対応が求められています。 この課題を多角的に検討するため、危機の背景と包括的な対応の方向性を示すポジションペーパーと、国際政策対話に向けた具体的な提案をまとめた政策提言の2つの報告書を公開しました。
| カテゴリー区分 | 調査報告書 |
| 一般/基金区分 | 一般事業 |
| 発行 | 2011.09 |
| 著者/編者 | 笹川平和財団「日本の戦略的水平線の拡大と日米対話」プロジェクト 研究会 |
| 目次 | 「ルール推進国家・日本の国家安全保障戦略-パワーシフトとグローバル化、リソース制約の時代に生きる」 謝 辞 要 旨 はじめに 1.優先順位付け―希少なリソースをいかに配分するか 2.下流戦略と上流戦略―リソースをいかに効率的かつ効果的に投入するか 第1章 日本の死活圏と戦略的水平線 戦略的水平線の変容 1.世界経済の動向と日本の貿易・投資パターンの変化 2.エネルギー資源産出の動向と日本のエネルギー供給源の変化 3.北極海をめぐる動向 第2章 日本の安全保障上の利益に対する危険 1.世界における戦略的潮流 2.シナリオとその評価・分類 第3章 日本の国家安全保障戦略に関する提言 V-1 北朝鮮 V-2 中国の法律戦 H-1 アメリカへの大規模テロ攻撃 H-2 中国と南シナ海 H-3 イラン 終 章 防 衛 日米同盟/第三国との安全保障協力 外交/開発援助 ルール推進国家としての日本 |