ロヒンギャ難民危機に関する報告書のご紹介
ロヒンギャ難民危機は、世界最大規模の無国籍状態にある人々が直面する人道問題であり、南アジア・東南アジアの平和と安定に深刻な影響を及ぼしています。長期化する危機は、外交的停滞、生活再建の困難、過激化や越境犯罪などの安全保障リスクを伴い、国際社会による協調的な対応が求められています。 この課題を多角的に検討するため、危機の背景と包括的な対応の方向性を示すポジションペーパーと、国際政策対話に向けた具体的な提案をまとめた政策提言の2つの報告書を公開しました。
*『海洋白書2018』の概要につきましては、こちら をご覧ください。
『海洋白書』は、わが国の海洋問題の総合的・横断的な取組みに資することを目的に2004年から毎年発行され、海洋に関心を寄せる方々に国内外の最新動向や情報・知識を提供してきましたが、英文版の発行は初めてとなります。
2017年には、国際的には海洋のSDGs(国連持続可能な開発目標の目標14:SDG14)の実施への機運が高まり、6月に「国連海洋会議」が初めて開催されました。また、わが国では、海洋基本法が制定から10年を迎え、第3期海洋基本計画の策定に向けて海洋政策に関する議論が活発化しました。英文版ではこれらテーマのほか、気候変動と海洋の問題や海洋分野における人材育成についても取り上げています。
『海洋白書』英文版は、国際社会でも関心が高まっている日本をはじめとする国際的な海洋政策の動向について解説する資料となり、海洋の諸問題に対して各国のさまざまなステークホルダーの理解が深まることが期待されます。
| 発行 | 2018 |
| 目次一覧 | Introduction: Japan and the World’s Ocean Initiatives
World Efforts on the Oceans
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