政策提言「日米同盟における拡大抑止の実効性向上を目指して ―「核の傘」を本物に―」
笹川平和財団 安全保障・日米グループでは2025年3月7~8日、ホノルルにおいて、日米の実務経験豊富な有識者を招いて会合を開催し、「日米同盟における拡大抑止の実効性向上を目指して」と題した提言をとりまとめました。本提言書では、日本国内においてはなかなか深い議論を行うことが難しかった、日米同盟の核を含む拡大抑止の運用面の課題について、真正面から取り上げ、深く切り込んだ議論を推進することを提案しています。
カテゴリー区分 | 調査報告書 |
一般/基金区分 | 一般事業 |
発行 | 2011.09 |
著者/編者 | 笹川平和財団「日本の戦略的水平線の拡大と日米対話」プロジェクト 研究会 |
目次 | 「ルール推進国家・日本の国家安全保障戦略-パワーシフトとグローバル化、リソース制約の時代に生きる」 謝 辞 要 旨 はじめに 1.優先順位付け―希少なリソースをいかに配分するか 2.下流戦略と上流戦略―リソースをいかに効率的かつ効果的に投入するか 第1章 日本の死活圏と戦略的水平線 戦略的水平線の変容 1.世界経済の動向と日本の貿易・投資パターンの変化 2.エネルギー資源産出の動向と日本のエネルギー供給源の変化 3.北極海をめぐる動向 第2章 日本の安全保障上の利益に対する危険 1.世界における戦略的潮流 2.シナリオとその評価・分類 第3章 日本の国家安全保障戦略に関する提言 V-1 北朝鮮 V-2 中国の法律戦 H-1 アメリカへの大規模テロ攻撃 H-2 中国と南シナ海 H-3 イラン 終 章 防 衛 日米同盟/第三国との安全保障協力 外交/開発援助 ルール推進国家としての日本 |