ロヒンギャ難民危機に関する報告書のご紹介
ロヒンギャ難民危機は、世界最大規模の無国籍状態にある人々が直面する人道問題であり、南アジア・東南アジアの平和と安定に深刻な影響を及ぼしています。長期化する危機は、外交的停滞、生活再建の困難、過激化や越境犯罪などの安全保障リスクを伴い、国際社会による協調的な対応が求められています。 この課題を多角的に検討するため、危機の背景と包括的な対応の方向性を示すポジションペーパーと、国際政策対話に向けた具体的な提案をまとめた政策提言の2つの報告書を公開しました。
| カテゴリー区分 | 調査報告書 |
| 一般/基金区分 | 一般事業 |
| 著者/編者 | 「アジア感染症ガバナンス」研究会 |
| 目次 | 第一章 パンデミック・ガバナンス:進展と課題 第一節 導入―感染症リスクとアジア域内連携 第二節 感染症のための「公衆衛生」と運用可能な政策:「パンデミック対応フェーズ」のケース 第三節 公衆衛生とセキュリティ 第二章 パンデミック対応を下支えする包括的医療体制の不足・不均衡性の是正へ 第一節 平時からの医療の重要性 第二節 医療アクセスと医療教育の均衡化―医療災害援助の現場から 第三章 運用可能な政策ツールの確保のために 第一節 リスク・コミュニケーションの鍵 第二節 情報・知識マネジメントにおける情報技術(IT)の活用 第四章 人・財・情報・知の連携のためのプラットフォームに向けて 第一節 運用可能な政策構築の基盤のために 第二節 知識・情報・経験を共有するプラットフォームとしてのネットワーク 第三節 民間組織の経験 -日本の企業の教訓から- 第五章 結論と政策提言 【「アジア感染症ガバナンス」研究会】 清水 美香 East West Center (編集) 浦島 充佳 東京慈恵会医科大学 大村 和弘 東京慈恵会医科大学 河本 志朗 財団法人 公共政策調査会 橋本 靖明 防衛省防衛研究所 福田 充 日本大学法学部 本田 茂樹 株式会社 インターリスク総研 |