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南鳥島レアアース採掘の可能性と課題~日本の経済安全保障の強化に貢献できるか

KEYWORDS レアアース/経済安全保障/南鳥島
小林 祐喜
笹川平和財団海洋政策研究所 (OPRI) では、OPRIの研究員を中心に海洋に係る国内外のさまざま動きを分析し発信する、海の論考「OPRI Perspectives」を発行しております。

第35号は笹川平和財団 安全保障・日米グループ 小林祐喜主任研究員による論考『南鳥島レアアース採掘の可能性と課題~日本の経済安全保障の強化に貢献できるか』です。
【要旨】
中国がレアアースの輸出を規制する傾向を強め、日本や欧州、アメリカで自動車生産が一時停止するなど影響が広がっている。各国は中国以外のレアアース調達先の確保など対策を進めているが、その中で、日本の最東端・南鳥島でのレアアース採掘に向けた取り組みに関心が集まっている。本土から当く離れた離島で、かつ海底6,000メートルでのレアアース採掘は成功するのか。中国依存の低減にどの程度寄与するのか。事業化に向けた課題や展望について考察した。

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