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ALPS「処理水」放出開始と水産業の再興

KEYWORDS 海洋放出/漁業/安全と安心
小林 祐喜/赤松 友成
笹川平和財団海洋政策研究所 (OPRI) では、OPRIの研究員を中心に海洋に係る国内外のさまざま動きを分析し発信する、海の論考「OPRI Perspectives」を発行しております。

第28号は(公財)笹川平和財団安全保障研究グループ研究員・小林祐喜および同財団海洋政策研究所海洋政策研究部長・赤松友成による論考「ALPS「処理水」放出開始と水産業の再興」です。
【要旨】
2023年8月末から、福島第一原子力発電所に貯まる「処理水」の海洋放出が始まった。処理水とは、2011年3月のメルトダウン事故により溶け落ちた核燃料を冷却するために注入され汚染された水を、専用装置で浄化しほとんどの放射性物質を取り除いたものである。国内外から海洋環境への影響を懸念する声が上がる中、日本の水産業が海洋放出の影響を回避し、再起する方策について考察した。

 

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