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洋上風力発電に見る英国の気候変動対策

吉岡 渚
笹川平和財団海洋政策研究所 (OPRI) では、海洋に係る国内外のさまざま動きを分析し発信する、海の論考「OPRI Perspectives」の取組みを始めました。 今後、OPRIの研究員を中心に発信をしてまいります。「肩の力を抜いて読める」海洋政策研究所ブログ「海のジグゾーピース」とあわせてご覧ください。

第5号はOPRI研究員の吉岡渚氏による論考「洋上風力発電に見る英国の気候変動対策」です。
【要旨】
2019年6月、英国は2050年までに二酸化炭素排出をゼロにする「ネットゼロ」を法制化し、大きな話題となった。2020年には気候変動枠組条約締約国会議(COP26)の議長国を務めることから、英国における気候変動への取り組みに関心が集まる中、海に囲まれた英国の低炭素エネルギーとして、洋上風力発電に一層の期待が寄せられている。世界最大の洋上風力発電導入量を誇る英国は、どのように促進を進めてきたのか? 本稿では、英国における洋上風力発電の最新動向について整理するとともに、その背景にある制度・政策について紹介する。

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