Projects
事業紹介
オーシャンショット研究助成


1. 本プログラムの趣旨
笹川平和財団(SPF)は、グローバルな課題に対して高い専門性に基づき、独自の調査研究と提言などを行う単なるシンクタンクにとどまらず、フィールド(現場)に根差し、行動し革新を起こす「Think, Do, and Innovate Tank」として、活動しています。その中で、海洋政策研究所(OPRI)は、海洋に関するさまざまな問題解決に貢献し、新たな海洋ガバナンスの確立を目指しています。
地表面積の71%を占める海は、未だ解明されていない領域が多く残る「発見のフロンティア」です。 「オーシャンショット研究助成」は、この未知の領域に挑む革新的な研究を支援するために日本財団より資金助成を受けて設立されました。ムーンショット型研究開発制度*の海洋版として、従来の延長線上にはない、飛躍的な成果を目指す研究を強力にバックアップします。
*ムーンショット型研究開発制度とは、1960年代のアポロ月面着陸計画のような、目標達成に多大な資源やイノベーションを要する、大胆な発想に基づく挑戦的な研究開発制度を意味します。
2. 本プログラムが支援する研究課題
「オーシャンショット研究助成」プログラムでは、以下の2つの視点で「発見」のための研究を大規模に支援します。
(1) 新たな海洋の生物種や生態、その機能の発見
海洋は、生命が誕生し進化してきた主要な場の一つであり、しばしば生命の「ゆりかご」と表現されます。実際、海洋では現在もなお毎年多くの新種が発見されており、その対象は微生物から魚類、さらには海棲哺乳類にまで及びます。このことは、海洋がきわめて高い生物多様性を有すると同時に、未解明の領域を数多く残していることを示しています。加えて、種の記載は必ずしも十分な研究資金が継続的に投入されてきた分野ではなく、存在は知られているが謎のベールに包まれている海洋生物も数多くいます。そのような生物の分布、発生・生殖、生態や生活史、進化についての様々な謎を解き明かしてください。近年、地球温暖化などにともなって海洋は急速に変化しており、その影響は海洋生物にも及んでいます。発見すべき対象がその存在すら知られないままに失われてしまう可能性があり、発見のための研究を早急に進める必要があります。
生物多様性や、植物相・動物相を含めた生態システムに着目した発見も歓迎します。サンゴ礁のような多様な生物の複雑な絡み合いとバランスで成り立つ系や、深海底など生物相の理解がそもそも進んでいない系での、新しい機能や仕組みを見つけてください。
海洋は、生命が誕生し進化してきた主要な場の一つであり、しばしば生命の「ゆりかご」と表現されます。実際、海洋では現在もなお毎年多くの新種が発見されており、その対象は微生物から魚類、さらには海棲哺乳類にまで及びます。このことは、海洋がきわめて高い生物多様性を有すると同時に、未解明の領域を数多く残していることを示しています。加えて、種の記載は必ずしも十分な研究資金が継続的に投入されてきた分野ではなく、存在は知られているが謎のベールに包まれている海洋生物も数多くいます。そのような生物の分布、発生・生殖、生態や生活史、進化についての様々な謎を解き明かしてください。近年、地球温暖化などにともなって海洋は急速に変化しており、その影響は海洋生物にも及んでいます。発見すべき対象がその存在すら知られないままに失われてしまう可能性があり、発見のための研究を早急に進める必要があります。
生物多様性や、植物相・動物相を含めた生態システムに着目した発見も歓迎します。サンゴ礁のような多様な生物の複雑な絡み合いとバランスで成り立つ系や、深海底など生物相の理解がそもそも進んでいない系での、新しい機能や仕組みを見つけてください。
(2) 海洋での発見を支援する新しいデータや技術
新たな発見を行うためには新しい技術やその組み合わせが有効です。また膨大なデータに埋もれてこれまで見えなかった現象をあぶりだす解析手法も日に日に進歩しています。人類が月や火星に探査機を飛ばし詳細な地形図を手に入れた現代においてもなお、世界の海底地形はまだ十分に解明されていません。高圧下での観測やサンプリングは陸上に比べはるかに難易度が高く、機器開発に多額の費用がかかります。収集されたデータは細切れに保存されているため、横断的な利用を進めなければなりません。ビックデータが得られたとしても、そのなかから海洋の理解を深める価値を見出す作業が残されています。ダイナミックに変動する海中のさまざまな現象と機能をタイムリーに発見するためには現在の技術レベルは十分とは言えません。海洋での発見を支援する新しい技術開発を提案してください。
新たな発見を行うためには新しい技術やその組み合わせが有効です。また膨大なデータに埋もれてこれまで見えなかった現象をあぶりだす解析手法も日に日に進歩しています。人類が月や火星に探査機を飛ばし詳細な地形図を手に入れた現代においてもなお、世界の海底地形はまだ十分に解明されていません。高圧下での観測やサンプリングは陸上に比べはるかに難易度が高く、機器開発に多額の費用がかかります。収集されたデータは細切れに保存されているため、横断的な利用を進めなければなりません。ビックデータが得られたとしても、そのなかから海洋の理解を深める価値を見出す作業が残されています。ダイナミックに変動する海中のさまざまな現象と機能をタイムリーに発見するためには現在の技術レベルは十分とは言えません。海洋での発見を支援する新しい技術開発を提案してください。
3. 公募日程
第4回公募
2026年6月1日 第4回募集要項の公開
2026年8月末 募集〆切
2026年9-10月:書面審査(一次審査)
2026年10月末頃:一次審査結果通知
2026年11月~12月:書面審査(二次審査)
2027年1月末頃:審査果通知
2027年4月:助成開始
4. 採択した研究課題