持続的なブルー・エコノミーを実現するためには、金融機関によるファイナンシングが重要な政策提言へ導くための役割を担う。海洋に関する研究・交流・情報発信の活動を促進するため、本領域での人材と知見及びネットワークを国内外で強化し、ブルーインパクトファイナンスの発展を促進させる。本事業では、科学的根拠に基づいた合理的な議論を通して効果的な政策の実施・評価手法を開発する。ひいては、日本とアジア太平洋地域との関わりに関する社会認識を高め、海洋における持続可能な開発に貢献する。

６つのブルーインパクト評価指標を海洋関連産業・スタートアップへの適用し、そのインパクト評価を行う。その結果について外部協力機関と議論し、指標を改善する。

ブルーインパクト評価指標の適用範囲を広げるため、委託先に国内・海外合わせ３０社程度を調査させ、結果を報告させる。合わせて独立のインパクト評価指標を有する場合にはその結果もあわせて記載する。学術論文を共同で作成する。

事業趣旨、ブルーインパクト評価指標、適用マニュアルおよびその適用の結果高評価を得た事例を掲載する予定。OPRIが海洋シンクタンクとして、知見の提供と評価基準を広げるため、BIFIウェブサイトの創設・設計の企画を行う。