News

新着情報
イベント

【イベント告知】衛星VDESワークショップ

2026.07.14

海上通信のあり方は、いま大きな転換期を迎えています。
長年にわたり船舶の識別や安全航行を支えてきたAIS(自動識別装置)は、近年その機能的な限界も指摘されるようになり、より高度な通信を可能とする次世代システム「VDES(VHF Data Exchange System)」への移行が現実味を帯びてきました。2024年には国際海事機関(IMO)において、一定の船舶に対しAISまたはVDESの搭載を求める条約改正が承認され、2028年1月1日の発効が予定されています。こうした動向を踏まえ、VDESの重要性は今後ますます高まるものと見込まれます。
「VDES」という名称は、2012年に東京で開催された海上保安庁主催の国際ワークショップにおいて、日本の提案により採用されました。以来10年以上にわたり、国際航路標識機関(IALA)をはじめとする関係機関のもとで、技術開発と制度整備が着実に積み重ねられてきました。近年では、衛星通信と連携する「衛星VDES」にも注目が集まっており、通信の広域化・高度化に向けた期待が一層高まっています。
他方、実際の運用に向けては、具体的な利用形態、運用ルール、国際的な協調の枠組みなど、なお検討すべき課題が残されています。
こうした状況を踏まえ、笹川平和財団は、国際航路標識機関(IALA)および海上保安庁との共催により、「衛星VDESワークショップ」を開催いたします。本ワークショップでは、これまでの国際的な取組を整理するとともに、実利用に向けた課題と今後の方向性について議論を深めてまいります。
初日となる11月10日には公開フォーラムを開催し、専門家の方々のみならず、ご関心をお持ちの一般の皆様にもご参加いただける場といたします。本分野に対する理解の深化と、社会実装および国際協力の一層の推進につながる機会となることを目指しております。

開催概要

名称:衛星VDESワークショップ
日程:2026年11月10日(火)~11月13日(金)
会場:笹川平和財団ビル11階 国際会議場(東京都港区虎ノ門1-15-16)
 
11月10日の公開フォーラムのプログラムおよび参加登録方法等の詳細につきましては、2026年9月頃に改めてご案内いたします。
皆様のご参加を心よりお待ち申し上げております。
 

Page Top