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【開催報告】2021年度日台海洋政策研究科学技術ワークショップ

2021.10.26

10月8日、海洋政策研究所(OPRI)は台湾の国家海洋研究院(NAMR)と共同で2021年度日台海洋政策研究科学技術ワークショップを開催した。今回のワークショップは両機関の間で3回目の共同開催となる。冒頭では、赤松友成海洋政策研究部長が阪口秀所長の代理で開会挨拶を行った。NAMRに感謝の意を表した。COVID-19のパンデミックにも両機関の熱意を奪うことはできず、ワークショップを開催することはレジリエンスの強靭さを示すものとなった。

ワークショップは「海洋の可視化」、「水中騒音アセスメント」などのテーマ別セッションで構成され、OPRIとNAMRの専門家が以下のテーマでプレゼンテーションを行い、活発な議論が行われました。


I. 研究プロジェクトの概要
-モデレーター:海洋政策研究所 黄俊揚 研究員

『NAMRの水中音響研究について』
国家海洋研究院 海洋生態と保全研究センター 張至維 主任研究員
国家海洋研究院 海洋生態と保全研究センター 許世霖 助手
『海洋の可視化プロジェクトの概要』
海洋政策研究所 阪口秀所長
海洋政策研究所 赤松友成 研究部長

II. 海洋生物の観察
-モデレーター:台湾国立海洋生物学博物館 嚴宏洋 特別講座教授

『サウンドスケープによる生物多様性評価』
中央研究院 林子皓 助研究員 
『生息地保全と音響観察:ジュゴンの例』
海洋政策研究所 田中広太郎 研究員

III. 海中音のアセスメント
-モデレーター:国立台湾大学 陳琪芳 特別教授 

『洋上風力発電における水中騒音伝搬』
国立中山大学 邱永盛准教授
『海中音の計測手法・評価手法のガイダンス』
海洋政策研究所 赤松友成 研究部長



ワークショップ参加者


今回のワークショップでは、最先端の研究手法に関して発表が行われ、参加者の間で活発な議論が交わされる中で、インスピレーションや新たな研究の可能性が提起されました。

閉会の挨拶では、NAMRの邱永芳院長が「毎年恒例の本ワークショップでは、両機関の研究者が研究成果を披露し、共同研究の可能性を見出すことができる」と述べました。また、赤松部長からは、学術交流を深めるための「日台海洋政策対話」プロジェクトの可能性について言及がありました。OPRIとNAMRは、次回の年度ワークショップを台湾か日本において対面で開催することへの期待を確認し、閉会としました。

(文責:海洋政策研究所 研究員 田中広太郎、黄俊揚)

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