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「TEAM EXPO 2025」プログラム・共創チャレンジへの登録

2021.03.05

笹川平和財団海洋政策研究所(所長:角南篤)は、公益社団法人2025年国際博覧会協会が運営する「TEAM EXPO 2025」プログラム・共創チャレンジへ登録をしました。

公益社団法人2025年国際博覧会協会は、2025年の日本国際博覧会「大阪・関西万博」を成功に導くことを主な目的として2019年1月に設立された法人で、万博のテーマの実現を目指した具体的な活動を起こすため、同協会のもとで「TEAM EXPO 2025」プログラムが2020年よりスタートしました。このプログラムでは、将来を見据えた未来社会創出活動(共創チャレンジ)を数多く生み出し、その活動を結実させることにより、多くの方の力を合わせて(共創して)、実際に多くの人が望ましいと思う、SDGsの達成に向けた未来の社会を作っていくことが目指されています。

笹川平和財団海洋政策研究所は、国連の経済社会理事会の特別協議資格を持つ海洋問題に特化したシンクタンクで、これまで海洋の持続可能な利用の実現に向けて国内外で取組みを進めてきました。例えば、国連気候変動枠組条約では「Oceans Action Day」を毎年企画し、COP会場にて国際団体とのイベントを主催してきました。また、2000年に開始した「Ocean Newsletter」や2004年からの「海洋白書」といった出版物等を通して、海洋問題に関する情報発信も続けてきています。しかし、海洋に関する問題は改善するどころか、ますます大きくなっています。専門家だけの取組みでは限界があり、皆が自分事として海洋問題を考える必要があります。そこで、万博の機会を通じて様々な関係者と連携して海の魅力を共有し、これら問題解決を目指す取組みを開始することとし、その一環として、万博まで1500日目になった本日、「TEAM EXPO 2025」プログラム・共創チャレンジへ登録しました。
SDGsの14番目の目標「海の豊かさを守ろう」の実現に向けて「海のSociety5.0」「GHG排出ネットゼロ」「海洋プラスチック」「食」などをテーマに、海の魅力を発信し、海洋問題の解決策を模索・提示していくプラットフォームの構築を、関係者との連携のもとで目指します。また、皆で海洋問題を考える機会となる「海の日」イベントの万博での開催を目指した取組みを具体化していきます。

TEAM EXPO 2025ロゴ

(左)TEAM EXPO 2025 暫定ロゴマーク。TEAM EXPO 2025の詳細はこちらをご参照ください。

(文責:笹川平和財団海洋政策研究所 主任研究員 角田智彦)

(文責:笹川平和財団海洋政策研究所 小熊幸子)

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