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【海洋政策研究所】新型コロナウイルスの感染拡大を受けたメッセージ

2020.04.16

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)によりお亡くなりになられた方々のご冥福をお祈り申し上げますとともに、罹患された方々には心よりお見舞い申し上げます。また、医療従事者をはじめとする新型コロナウイルスと日々戦っておられる方々に、心からの感謝と敬意を表したいと思います。

笹川平和財団海洋政策研究所では、感染拡大防止のため建物を封鎖するとともに、当財団ビルで実施を予定しておりました「海洋フォーラム」をはじめとするイベントは当面の間すべて中止とさせて頂いております。

また現在、職員とその家族を守るため、全職員を在宅勤務としております。安全を確保しつつ、これまでの研究や活動を継続するため、ウェブ会議や電子決裁などITを活用した体制の充実を鋭意進めているところです。

新型コロナウイルスの感染拡大は、現代社会に未知の課題を突き付けており、私たちが持続可能な社会を目指していく上で、より一層の英知と行動を結集していくことが求められています。また、海洋に係わるさまざまな活動にも大きな影響を及ぼし、私たちが海洋とどう向き合っていくのかを改めて問いかけています。

世界は海でつながっています。いま世界は歴史的な困難に立ち向かっていますが、今こそ全人類が協力して乗り越えることが重要です。下表に示すように海洋に関する国際会議の多くは中止や延期となっていますが、海洋政策研究所はこれからもSDGsを推進しつつ、世界の海洋関係者と培ってきた連携をより一層強めて参る所存です。危機に直面したいまこそ、世界をリードする海洋問題に特化したシンクタンクとして、独自の視点で現状を分析し、さまざまなステークホルダーの連携を促進し、効果的な政策提言や情報発信を行って参ります。

私たちは、変化する世界を見据えつつ、「人類共同の財産である海洋を200年後の人類に健全な状態で引き継ぐ」という変わらぬミッションを胸に、これからも研究を続けて参ります。

2020年4月
公益財団法人笹川平和財団
海洋政策研究所所長 角南 篤

2020年の主な海洋に関する国際会議の状況(2020年4月16日現在)

会議名(開催地)当初の開催予定現状主催者
世界経済フォーラム年次大会2020(スイス・ダボス)
※Friends of Ocean Action会合開催
1月21日~24日予定通り開催済み世界経済フォーラム
国連海洋会議準備会合(ニューヨーク・国連本部)2月4日~5日予定通り開催済み国連
World Ocean Summit 2020(東京)3月9日~10日中止日本財団・The Economist Group
国家管轄権外区域の海洋生物多様性(BBNJ)の保全と
持続可能な利用に関する第4回政府間会議(ニューヨーク・国連本部)
3月23日~4月3日延期(開催日は未定)国連(海事海洋法課)
生物多様性条約第24回科学技術助言補助機関会合
(カナダ・モントリオール)
5月18日~23日8月17日~22日に変更生物多様性条約事務局
第2回国連海洋会議(ポルトガル・リスボン)6月2日~6日延期(開催日は未定)国連(ポルトガルとケニアがホスト国)
国連気候変動枠組条約第52回補助機関会合(ドイツ・ボン)6月1日~11日10月4日~12日に変更国連気候変動枠組条約事務局
IUCN世界自然保護会議(フランス・マルセイユ)6月11日~19日2021年1月7日
~1月15に変更
IUCN(国際自然保護連合)
Our Ocean Conference 2020(パラオ)8月17日~18日変更のアナウンスなしパラオ政府
生物多様性条約第15回締約国会議(中国・昆明)10月15日~28日延期(開催日は未定)生物多様性条約事務局(中国がホスト国)
気候変動枠組条約第26回締約国会議(英国・グラスゴー)11月9日~20日延期(開催日は未定)国連気候変動枠組条約事務局(英国がホスト国)
第3回北極科学大臣会合(東京)11月21~22日変更のアナウンスなし日本政府、アイスランド政府
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