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一般公開シンポジウム「沖合域を中心とした生物多様性と海洋保護区」の開催について
2019.01.08
一般公開シンポジウム「沖合域を中心とした生物多様性と海洋保護区」の開催について
海洋生物多様性の保全や海洋保護区を含めた海洋の管理などについて理解を深めてもらうため、平成31年1月24日(木)15:30~18:00に、一般公開シンポジウムを開催します。本シンポジウムでは、平成30年度海洋立国推進功労者表彰を受賞された白山義久氏による記念講演と、公益財団法人笹川平和財団及び環境省による最近の取組の報告を行います。(参加無料、申込み必要)
1. 背景・目的
近年、海洋生物多様性の保全、海洋資源の持続可能な利用が国際的な議題となっており、愛知目標やSDGs等の達成に向けて、世界各国で海洋保護区の設定等の取組が加速しています。
笹川平和財団海洋政策研究所では、国内外において、海洋に関する研究・交流・情報発信の活動を展開しており、その中で、海洋の持続可能な利用の国際的な流れ、国家管轄権外区域の海洋生物多様性(BBNJ)の保全など、沿岸域から公海に至る包括的な海洋の開発と利用の調和の在り方の研究に取り組んでいます。
環境省では、生物多様性の観点から重要度の高い海域(重要海域)を科学的に抽出し、2016年に公表しました。重要海域に含まれるような沖合海底域の海山、熱水噴出域、海溝等における特異な生態系を保全する手段として、沖合域※の生物多様性保全のための海洋保護区の設定に向けた検討を進めています。
本シンポジウムでは、海洋生物多様性の保全や海洋保護区を含めた海洋の管理などについて理解を深めてもらうことを目的として、海洋を中心とした環境保全全般におけるリーダーシップを発揮された功績により、平成30年度海洋立国推進功労者表彰を受賞されました白山義久氏による記念講演を実施するとともに、笹川平和財団及び環境省による最近の取組の報告を行います。
※ 沖合域:ここでは、環境省が抽出した「生物多様性の観点から重要度の高い海域」における定義を用い、我が国の領海の水深200m以深及び排他的経済水域(EEZ)としている。
笹川平和財団海洋政策研究所では、国内外において、海洋に関する研究・交流・情報発信の活動を展開しており、その中で、海洋の持続可能な利用の国際的な流れ、国家管轄権外区域の海洋生物多様性(BBNJ)の保全など、沿岸域から公海に至る包括的な海洋の開発と利用の調和の在り方の研究に取り組んでいます。
環境省では、生物多様性の観点から重要度の高い海域(重要海域)を科学的に抽出し、2016年に公表しました。重要海域に含まれるような沖合海底域の海山、熱水噴出域、海溝等における特異な生態系を保全する手段として、沖合域※の生物多様性保全のための海洋保護区の設定に向けた検討を進めています。
本シンポジウムでは、海洋生物多様性の保全や海洋保護区を含めた海洋の管理などについて理解を深めてもらうことを目的として、海洋を中心とした環境保全全般におけるリーダーシップを発揮された功績により、平成30年度海洋立国推進功労者表彰を受賞されました白山義久氏による記念講演を実施するとともに、笹川平和財団及び環境省による最近の取組の報告を行います。
※ 沖合域:ここでは、環境省が抽出した「生物多様性の観点から重要度の高い海域」における定義を用い、我が国の領海の水深200m以深及び排他的経済水域(EEZ)としている。
2. 日程等
日時: |
平成31年1月24日(木)15:30~18:00(受付開始15:00) |
場所: |
東京都港区虎ノ門1-15-16 笹川平和財団ビル 11階国際会議場 https://www.spf.org/profile/access.html(アクセス・笹川平和財団HP) |
定員: | 300名(先着順) |
参加費: | 無料 |
主催: | 公益財団法人笹川平和財団海洋政策研究所、環境省 |
3. プログラム(予定)
15:30-15:40 | (1)開会 開会挨拶:環境省自然環境局 局長 正田 寛 |
15:40-17:55 | (2)講演・報告 講演:海洋立国推進功労者表彰受賞記念講演「深海生物の多様性とその保全」 <白山 義久 氏> (国立研究開発法人海洋研究開発機構 特任参事 国際海洋環境情報センター長、笹川平和財団海洋政策研究所 客員研究員) 我が国は、国土の12倍近い排他的経済水域を有するが、その中には世界屈指の多様な深海生態系が存在している。深海生物の多様性に関する科学的知見を概観し、その保全の必要性について考える。 |
報告:「沖合域における海洋保護区の設定に向けた検討について」 <環境省自然環境局自然環境計画課> 重要海域や、中央環境審議会自然環境部会において取りまとめられる予定の答申の内容を中心に、検討経緯や今後の施策の方針等を説明する。 |
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研究報告:「海洋の保全と利用を調和する区域型管理ツールについて」 <笹川平和財団海洋政策研究所 主任研究員 角田 智彦> 海洋保護区を含む区域型管理ツールに関し、沿岸域から公海に至る包括的な海洋の保全と利用の調和の在り方について提起する。 |
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17:55-18:00 | (3)閉会 閉会挨拶:笹川平和財団海洋政策研究所 所長 角南 篤 |
4. 申し込み方法
1月22日(火)17時までに、以下の申し込み先へ必要事項を電子メールまたはFAXにてお申し込み下さい。申し込みを受け付けた旨の御連絡はしませんので、当日、直接会場にお越しください。
なお、いただいた個人情報につきましては、本件業務のみに利用します。
<申し込み先>
環境省自然環境局自然環境計画課 山根、靏田
TEL:03-5521-8274
FAX:03-3591-3228
E-mail:shizen-keikaku@env.go.jp
<必要事項>
件名:一般公開シンポジウム「沖合域を中心とした生物多様性と海洋保護区」申込み
本文:氏名(フリガナ)、住所、連絡先(電話番号、電子メールアドレス又はFAX番号)、勤務先又は所属名
なお、いただいた個人情報につきましては、本件業務のみに利用します。
<申し込み先>
環境省自然環境局自然環境計画課 山根、靏田
TEL:03-5521-8274
FAX:03-3591-3228
E-mail:shizen-keikaku@env.go.jp
<必要事項>
件名:一般公開シンポジウム「沖合域を中心とした生物多様性と海洋保護区」申込み
本文:氏名(フリガナ)、住所、連絡先(電話番号、電子メールアドレス又はFAX番号)、勤務先又は所属名
お問い合わせ先
公益財団法人笹川平和財団海洋政策研究所 角田、藤井
TEL:03 (5157) 5248
公益財団法人笹川平和財団海洋政策研究所 角田、藤井
TEL:03 (5157) 5248